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首都圏中学入試2012[47]

☆渋谷教育幕張の入試問題が、四谷大塚のサイトから見ることができる。「過去問データーベース」に無料登録すれば誰でも入ることができる。これは素晴らしい試みである。もう6年前以上から行われていると思う。さて、そこで渋谷教育幕張の問題をみてほしい。

☆受験生は特に必須。おそらく各塾ですでに解説が行われているだろうが、なかなか骨太の考える問題や書く問題が出題されている。

☆国語や算数は、レベルの高いオーソドックスな問題だから、いわゆる偏差値の高い学校を受ける生徒はすでに見ているだろうが、社会と理科は、そんなレベルに関係なく眺めてみるとよいと思う。出来不出来にこだわらず、考えるとはこういうことであると実感できる。

☆社会は相変わらずカラーの地図やグラフがでているが、そのことよりも多角的な視点で社会現象を読み解く思考力は、受験生でなくても大事だし、こういう問題をみると、公立中高一貫校の問題は色あせる。

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☆しかし、まだまだ麻布や栄光、開成と肩をならべるかどうかの出題スタイルだが、理科は独自の出題スタイルに到達したという感じがする。

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☆麻布や栄光のように、4分野からだしているのだけれど、4分野の領域が前面にでない作り方。サンゴ礁をテーマにいろいろな切り口から問いかけ、考えねばならない。

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☆本川達雄教授の「生物学的文明論」の水準に達しながら、小学生でも考えていくことができるシークエンスになっている。

☆渋谷教育幕張の理念や教育とその広報経営戦略にはこんなにイメージの開きがあったのかと・・・。

☆私学としてのコミットメントはどうあれ、生徒にとって科学的思考がきちんと身につくことはなるほど人気がある理由なのだと感じた。

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