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首都圏中学入試2012[49]

☆中学入試のシーズンでも、もちろん私立学校は教育活動を並行進化させている。広尾学園は、その中でもいまここで未来にワープするような感覚の授業を展開している。中学入試の応募も、1回5.1倍、2回6.7倍、医進・サイエンス11.3倍、3回12.9倍と、十分に成功し、成績のみならずモチベーションの高い生徒の確保のメドはたっている。

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サイトをご覧になるとわかるように、27日(金)一人一台iPad2を駆使して、物理の実験を行っていくという公開授業を行った。当日は報道陣や研究関係者がたくさん集まってため息の連発だった様子が載っている。

☆この授業は、倍率の高い医進・サイエンスコースの高1の物理の時間。で、実験のテーマは「重力加速度の測定」である。

☆iPadのようなICTが、クラスに一台ではなく、一人一台使えるということは、どういうことかというと、調べる道具、まとめる道具、ヘルプの道具、コミュニケーションする道具、ポートフォリオを振り返る道具、評価の道具、考える道具、多言語サポートの道具という多様な思考錯誤の道具を一人ひとりが瞬時に同時に活用し、学びの自由を獲得できるということ。

☆MITラボのシーモア・パパートがペダゴジーからマセティクス、つまり教育学から学び学にシフトする、あるいは3Rから3Xに学校のパラダイムをチェンジすると語ったビジョンがそのまま実現している。

☆このような21世紀型教育(ICTを使っていればそれでよいというものではないのは、広尾学園の実践を見れば一目瞭然)をメディアがどんどん報道すれば、日本の教育も変わる。それにしても広尾学園のオープンな姿勢はすばらしい。

☆あのファインマンは科学的思考の3要素として、好奇心、開放的精神、疑問であると言ったが、まさに医進・サイエンスコースそのものではないか。

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☆と同時に茶道部のお初釜の様子も公開されていた。科学と武士道。エジソンの座右の銘は、聖書ではなく新渡戸稲造の「武士道」だった。

☆iPadを使っている姿勢と茶をたてている姿勢。どことなく似ている。ジョブスも喜んでいるに違いない。

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