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首都圏中学入試2012[67]

☆2月4日、東京女子学園の入試。田町という都心にありながら、光と緑の中に校舎は立っている。

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☆初代校長棚橋絢子は、同時代人与謝野晶子とともに、近代社会の矛盾に日本の女性が自ら果敢に対峙できる教育を立ち上げた(与謝野晶子の教育実践は共学校であったが)。≪私学の系譜≫と同時に、≪女学生の系譜≫の学校でもある。この系譜は、女性の就活受難の時代に重要な役割を果たすはずである。

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實吉理事長・校長は、≪私学の系譜≫と≪女学生の系譜≫を現代化する教育を実践。その重要性について、世間はまだ気づいていないが、中学入試の転機が気づきを生むだろう。女学生のモデルは与謝野晶子がルーツであろうが、戦後は赤毛のアンである。どちらも現在でも人気のある女性。

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☆テキスタイルのデザインは、作品制作を超えて、思考のデザインとして抽象的に意味の転義・転移を生む。あのフランク・ロイド・ライトの建築デザインのアイデアの源泉でもあった。日本の文化に隠された普遍的な発想。この発想が、特殊な壁を破壊していく力になる。女学生のパワーが必要な理由はそこにある。

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☆当日願書受け付けの場所は、≪女学生の系譜≫の雰囲気がでている。實吉先生は、新しい私学市場の一手を模索しているということだが、実際にはすでに形になっているだろう。いずれ公表されるそのアイデアに大いに期待したい。

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