首都圏中学入試2012[73]
☆首都圏中学入試はまだまだ続いているが、8日から11日にかけて、繰り上げ玉突きの嵐が予想されている。おそらくどこの学校も、少し多めに合格発表しているであろうから、予想もつかない。
☆そのため、どこの学校も入試前日や当日は在校生も受験生をもてなす心で準備のボランティア活動を行っていた。この体験は、絆をシェアし合う重要な体験だし、同窓力を強化する私学の大事な学びである。
☆麻布学園も、サイトで、生徒も担任の先生も、受験生を迎える準備として掃除をしている前日のシーンが紹介されている。もっとも、働いている生徒とそうでない生徒の存在がくっきり対照的な写真なのには、麻布らしい雰囲気が映し出されているから、微笑ましい。
☆聖学院も、サイトで入試当日お手伝いの助手生徒のコメントが公開されている。中1の有志が活躍しているが、受験生を迎える気遣いの気持ちが心地よいし、自分たちが先輩になる誇りと責任を感じいているのもよく伝わってくる。男子生徒の成長の風景を見ることができる。
☆そして同サイトで、驚愕の情報がリリースされている。それは、10日の特別選抜入試の記載にある。
募集人数: 10 名
試験科目:算数・国語・英から1科目選択
<帰国生は面接を行う 帰国生は面接を行う >
特待生 (1 年間授業料免除 )・得点率 90%以上の者
☆算数、国語、英語の中から1教科の受験でよいのである。しかも90%以上の得点率で特待生。このような大胆な入試が<いま、ここで>できるのは、教科横断型の知の共有がベースになっているからこそであり、既存の知識を問うよりも論理的に考える問題を出題する予定だろう。この入試は、聖学院の未来への挑戦であろう。
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