転機の2012年の本格化が最終的なゴールを明らかにする
☆転機の2012年は、加速度的に進行する。そのエンジンは、英語などの外国語コード、お金としてのコード、ITコードという3つのコード。コードとはここでは共通言語。共通言語とは貨幣ということと同義でもある。
☆もし、この3コードが本当にエンジンであれば、大学が右往左往するほどの動きではないのである。中等教育、専門学校、資格取得予備校で、十分に対応できる。
☆だから、どんどん経済の現場は流動化している。そこの話と就活問題で話題になっている大企業の話は同じなのか違うのか?同じである。
☆したがって、高学歴の大学生の卒業後の進路はたいていは、理念とはGAPがある。現実とはそういうものだと終わってしまうわけである。
☆ところが、英米、フランスなどでは、このGAPがちゃんと埋まっている。といういうよりも、そのためにシステムが構築されている。
☆もちろん、英国のように、専門学校の大学化が行われ、いまでは大学進学率が100%を超えるような状態になっているのは、言語、お金、ITの高度(メタ)コード化をはかり、コードのレベル差異、つまりソフトパワーを強化しようという動きだった。
☆ところが、日本は平均化されたコードを英米に埋め込まれて、その意識がないものだから、ハードパワーをつくりだすコード化を余儀なくされた。
☆日本人は、すっかり広告代理店とマスメディアによって、ハードパワーのコードの効果的でおもしろくて、便利な使い方に目を向けられ、かつうつ病にならないように気晴らしの場(極端なお笑いブームはその表れ。真実を知る人は喜びを知っているが、めったに笑わないものである)を与えられ、そこで満足するかどうかを日々の生活の糧とするようになってしまった。
☆そこが危ないよということなのだが、そこに気づけないのはなぜだろう。学校化社会がわるいということだろうか。おそらくそうなのだろう。しかし、そうすると学校化社会の内部を変えることで、ハードパワーを創り出した膨大なパワーをソフトに転換できるというわりと安易な方法があるじゃないか。
☆歴史を振り返れば、ハードパワー制作の強力なシステムは、ソフトパワー制作転換への準備期であったとなるだろう。
☆というわけで、日本の経済は、2013年以降強い方向に向かう。それが明らかになる転機の2012年というわけか。
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