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共立女子 成果と未来を語る[01]

☆本日15日、共立講堂で、共立女子中高の説明会があった。同校が四谷大塚の「合不合判定予備テスト」の会場になっており、四谷大塚のシンクタンクの説明会と同時開催となった。実質、今年度の同校の学校説明会としては初回にあたるが、あくまで模擬テスト会場の中でという位置づけである。

☆しかしながら、渡辺校長が一人で、ジョブスよろしく映像を交えながら、笑いもとるウィットに富んだ話を1時間。力の入れようが、講堂に広がった。

☆従来、共立女子自身による学校説明会は、秋からであったが、今年度は5月12日(土)からスタートするし、5月25日(金)にはナイト説明会まで実施する予定である。

☆伝統校であり、生徒募集も今年も大成功を収めている共立女子が、なにゆえにこんなに俊敏なのであるのか?それは、「中学受験バブル崩壊説」が、メディアで発信されるほどの外部環境の大変化に対応するためのものだろう。

☆危機意識が高く、俊敏なリスクマネジメントができるのは、渡辺校長自身が、今春一貫一期生を出す改革でリーダーシップを揮ってきたし、20年以上広報戦略領域で、他校の先生方にもその方法論を伝授してきたほどの戦略家であるからだ。

☆共立女子1校のみならず、他の私学と連携して、生徒獲得戦略セミナーで講演して来たり、新しい学びの授業をつくる勉強会のリーダー役も務めてきた。そしてまた、世界観が、今年の東大や早稲田の現代文の入試問題で出題されたような、新しい考え方(というよりも、今年の現代文の著者や宮台真司さんやそのグループが影響を受けているおおもとの哲学者の弟子でもあるから当然なのである)を持っていて、広範囲な情報アンテナを有している。俊敏なのは当然と言えば当然である。

☆だから、今まで、教育の質以上には、大学進学実績について特に詳しく語ってこなかったにもかかわらず、開口一番、今春の大学進学実績の話をされた。

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☆長年ご教示いただいてきたから、他校では当たり前でも、渡辺校長に限ってはかなり新鮮だった。

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(写真の実績は、現役の実績)

☆これらの実績は、東京エリアの私立中高一貫校でも30番以内ぐらいだろうとランキングについて語ったときは、目を耳を疑った。

☆しかし、よくよく聞いて納得した。共立女子の完全6年間一貫教育は受験指導ではなくリベラルアーツなのだと、それで大学もちゃんと合格できる。つまり教育の質にこだわった教育がやはり大切なのだという確信を、保護者に伝えたかったのである。

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