変わる私立中高一貫校 21会 in 富士見丘③
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―◆前回のつづき。
☆なぜ脱偏差値か?このことを議論しなければならないとはなんと時間の無駄なのだろう。戸邉校長の話を聞いて、今更ながらそう感じた。たしかに偏差値は、国際標準ではない。そんな指標で大学、中高を選ぶ国はない。
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☆4月22日(日)、聖学院で「統一合判(首都圏模試)」が行われた。そして、講堂では、教育講演会が同時開催。基調講演とパネルディスカッションの2部構成。基調講演では、聖学院の戸邉治朗校長が「グローバリゼーションと教育」について語り、それを踏まえて、パネルディスカッション(聖学院・女子聖学院・富士見丘・洗足学園)では、「私立学校の挑戦」というテーマで議論がなされた。全部で3時間行われたが、保護者は変わる私立中高一貫校の教育の情報に、真剣に耳を傾けていた。
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☆グローバリゼーションと教育についてサーチしていたら、nippon.comというサイト論壇がヒットした。何やら≪官学の系譜≫的な雰囲気のサイトであるが、そこに苅谷剛彦氏の論考が載っていた。
☆題目は「高等教育の“日本病”グローバル化競争に乗り遅れた日本の大学」で、何かまともなテーマではないかとつい読んでしまった。そして、やはり変わらぬ書きぶりに、ブレていないのはよいのだけれど、イギリスに行っても変わらないのかァ~と・・・。
☆グローバル人材育成、第2のIT革命、スマートシティ、英語の社内公用語化、TPP、英米が東アジアとの新たな関係を模索・・・・・・などというキーワードが日常にあふれている昨今、それに呼応するかのように東大の秋入学の話は話題になっている。都教委もIBだ!留学生だ!と叫んでいる。
☆しかし、これらのダイナミックな動きに対応するには、中等教育段階ですでにイノベーティブな教育を行っていなければならない。そんなことが一朝一夕に可能なのか?可能なわけはないが、着々と準備をしてきたイノベーティブスクールがある。それは土浦日本大学中等教育である。
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☆週刊東洋経済(2012.4.21)、今年も「本当に強い!中高一貫校2012」という特集を掲載。偏差値と大学合格実績という受験市場の量的リサーチの究極の編集。2つの指標(実は活用の仕方は同じなのだが)を使い切り、量的リサーチによって受験市場を完璧に表現した。
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☆先週14日(土)、かえつ有明の英語と日本語による、思考力・表現力の方法論を小学生に伝授する「かえつ有明土曜講座」がスタートした。同校の国際交流センター長久保先生によると、「政府や企業がグローバル人材を必要としているが、今の小学生が社会に出るころには、英語力のみならず、思考力・表現力こそが重要で、それがなければ多文化・多民族・多様性の社会で交渉ができない。まずはできるところからと思い、地域の小学生に、思考力と表現力の基礎力を伝授していきたい」と知の地域貢献に意欲的。
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☆筑駒と言えば、創造!挑戦!貢献!である。これらの総合的な活動として、世田谷区とコラボしながら地域に科学・学問コミュニケーションを提供。その活動を「筑駒アカデメイア」と称していて、筑駒のOB・在校生・教師などの人材バンクを中心に講演・公開講座などを企画しているようだ。
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☆本日15日、共立講堂で、共立女子中高の説明会があった。同校が四谷大塚の「合不合判定予備テスト」の会場になっており、四谷大塚のシンクタンクの説明会と同時開催となった。実質、今年度の同校の学校説明会としては初回にあたるが、あくまで模擬テスト会場の中でという位置づけである。
☆しかしながら、渡辺校長が一人で、ジョブスよろしく映像を交えながら、笑いもとるウィットに富んだ話を1時間。力の入れようが、講堂に広がった。
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☆読売新聞 4月14日(土)14時51分配信 によると、
国際的な仕事に必要とされる英語力を測るTOEICの2011年度志願者数が、前年度比で3割も増えて227万人に達した。英語テストの代名詞的存在で、この分野で国内最大規模とされる実用英語技能検定(英検)の11年度志願者数(230万人)に肉薄し、トップの座をうかがう勢いだ。背景には企業の国際化と学生の就職難、そして少子化がある。
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☆広尾学園のサイトを見て驚いた。
未来の名クリエイターの育成を目指す広尾学園テックキャンプ「Life is Tech!」の初日がスタートしました。このプログラムは広尾学園の中高生150名が東大本郷キャンパスでアプリ開発にチャレンジする初のプログ ラム。参加者は指導にあたる株式会社ピスチャースタッフから受け取ったユニフォームのポロシャツを身につけていつもとは違う表情で開発に取り組んでいました。
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☆ここのところ聖学院のサイトの更新度が高い。サイトの更新率が高いということは、それだけ発信する重要な意味や教育活動が沸々と生まれ出ているということを示している。特に新学期に更新率が高いということは、何かが大きく変わる予感がしないではいられない。
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☆佼成学園女子は、同校のウェブサイトの新着記事をメルマガで知らせてくれる。ということは、サイトの更新率が高いということを示している。ともあれ、メルマガの紹介の中から、「佼成女子に新しい風 勢いを感じた今年の入試状況 」という記事をクリックした。
☆すると驚いた。
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☆桐光学園の大学合格実績は、もはや確認するまでもなく、破格にでている。雑誌などが公表している一覧をパッと眺めただけでも、神奈川エリアでは、栄光、聖光、浅野、公文国際、桐光と5本の指に入る。
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☆富士見丘は、ロンドン大学キングスカレッジのファンデーションコースに入学できる指定校推薦を獲得。卒業と同時に海外大学への進学を保証されるわけだが、同校は、オーストラリアのクィーンズランド大学に続きこれで2例目になる。
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☆3月18日、共立女子で卒業式が行われた。3・11以降、人間にとって失われたものを回復しようという転機が訪れているが、その象徴が「ヒロシマ―フクシマ」という言葉に表現されている昨今である。実は、同校は、この歴史的な「喪失感」の回復に関係している。同校の渡辺校長は、卒業生に「贈る言葉」をこう語った。
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☆サンデー毎日は、「秋入学」について各大学人にインタビューし、その記事を連載している。「2012年4月15日号」では、国際基督教大学(ICU)の日比谷潤子学長のインタビュー記事が掲載。その堂々たるコモンセンスの軸に基づいて、ブレない回答に敬服。
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☆2013年のNHKの大河ドラマは、綾瀬はるかさん演じる新島八重の凄まじい生き方を描くという。3・11の震災復興支援の大切な意味もあって、会津藩出身で、自らスペンサー銃をもって板垣退助率いる官軍と戦った孤高の女性八重を選択したのだろう。
☆それはともかく、大事な言葉は「喪失感」。明治維新へ向かうときに、失われた途方もない「喪失感」。太平洋戦争を完全終結させた原爆に象徴される人類史上最大ともいえる「喪失感」。そして再び会津の地東日本で起こった大震災と原発問題による取り返しのつかない「喪失感」。
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☆今年3月の≪≪私学研ホンマノオト≫のベスト50記事。このところ通し番号のタイトルが多かったので、トピックを追加して各記事の内容がわかるようにした。
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☆「日経ビジネスONLINE2012年4月3日(火)」の記事『潰れる恐怖から店をオシャレにしました」 ザ・ダイソー矢野社長の“進化” ブランド・ジャパン2012 9位の「ダイソー」』(広野 彩子さん) は、興味深い。
☆矢野社長の歯に衣着せぬ言い方や飾らない表現に真理が表れている。幾か所か抜粋してみよう。
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☆日経ビジネスONLINE2012年4月2日(月)、池上彰さんの記事「この危機的状況でも、なぜ政治が機能しないのか 経済学者・齊藤 誠さんに聞く~「復興の経済学」編【その2】」に、転機の2012年のヒントが2つあった。
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☆昨夜、NHKのEテレで「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」という討論会番組の最終回が放映。本日日曜のサンデーモーニング(TBS)では、あの藤井教授が登場して「災害資本主義」の危機に警鐘を鳴らしていた。
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