聖学院 大きく変わる雰囲気
☆ここのところ聖学院のサイトの更新度が高い。サイトの更新率が高いということは、それだけ発信する重要な意味や教育活動が沸々と生まれ出ているということを示している。特に新学期に更新率が高いということは、何かが大きく変わる予感がしないではいられない。
☆と思い、幾つかのページをクリックして開いてみた。「就任式」というページを見て驚いた。戸邉先生が新校長に就任とあったからだ。戸邉先生といえば、ついこの間の同校サイトの「タイ研修旅行」のページに、こうあった先生である。
タイ北部チェンライ県に「メーコックファーム」という施設があります。そこでは山岳少数民族の子どもたちを保護し、教育の機会を与える活動を展開しています。タイ北部にはアカ族、ラフ族、カレン族、ヤオ族、リス族といった少数民族が多く暮らしていますが、さまざまな社会的要因により、子どもたちから教育の機会が奪われているケースが多くあります。本校のOB教諭の戸邉治朗氏は、メーコックファーム設立者の一人として、20年以上に渡って少数民族の自立支援活動に取り組んできました。
☆そして、この研修旅行から帰国した同校の生徒が、興奮して自分がどうして変わったのか、それは「トベじい」に出会ったからだと鼻を膨らまして、東大の「新しい学びフェスタ」のポスターセッションで、プレゼンしていたのも、つい3月21日の話なのである。
☆世界の痛みを背負い、近代主義の矛盾に挑んできた方が、新校長に就任したということは、何より生徒たちが驚き、興奮し、何かが大きく変わる響きを聞いたに違いない。
☆そして、新中1生を迎える入学式があって、すぐにオリエンテーション。新入生合宿が始まっている。
☆写真を見れば、「チーム学習、対話、プレゼンテーション・・・」。新しい学びのシーンの始まりでもある。つまり、リベラルアーツ。しかも世界の痛みを引き受ける本物のリベラルアーツ。本物のグローバルリーダーを育成する教育出動がスタートしたということなのである。
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