法政二中 共学化へ
☆毎日新聞(2012年5月29日)によると、
名門男子校として知られる川崎市中原区の法政二中・高(榎本勝己校長)は28日、16年度から男女共学化すると発表した。同年度までに校舎も全て建て替える。・・・・・・16年度から中高ともに新1年の女子生徒を受け入れる。受け入れ人数や入試方法については未定だが、教育理念や目標は変更しないという。中村勉副校長は「共学化は時代の流れ。法政大全体の付属校改革の一環だが、男子校のよき伝統は引き継いでいきたい」と話した。
☆男子校のよき伝統を引き継ぐということは、共学でも別学ということになるのか。たんなる共学化では、市場の原理にしたがったということになる。
☆しかし、市場そのものが危機であるから、現状の市場の人気はあてにならない。それに4年後の話であるから、そのときには市場はどうなっているかわからない。
☆だからこそということなのかもしれないが。
☆いずれにしてもこのスケジュールはゼネコン主導だろうから、教育改革の方法は20世紀型である。その分を教育ハードではなくソフトに投資すればすばらしい学校になるのだが、もったいない。
☆4年後には、さすがに次の学習指導要領の全貌も見えてくる。現行新学習指導要領では、世界を拓くことはなかなか難しいそうであり、それゆえ次の学習指導要領は、相当バージョンアップしたものになっているはずである。
☆それを見通し、なおかつ≪私学の系譜≫らしい教育が行われることを期待する。
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