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麻布学園 才能教養教育

☆時々、麻布の近況を同校サイトでみる。するとそこには1人ひとりの才能を支える教養教育が息吹いていて、元気をもらう。この息吹は、麻布学園自身が意識しているのかもはや暗黙知として稼働しているのかはわからない。おそらく両方だろう。

☆ともあれ、その暗黙知が麻布の文化システムであり、そのシステムがおもしろいのは、東大に入る以上におもしろいインセンティブが教養の中に埋め込まれ、1人ひとりの才能がバージョンアップしていくRPゲーミニケーションが在るからだろう。

幼稚園の生徒と一日交流するプログラム、その幼稚園生を管弦楽コンサートに招待する粋なパフォーマンスは、東大一直線的なものとは一線を画する。

☆吹奏楽は多くの学校でも行われているが、弦が加わるのは、そう多くはない。弦とスーパーストリングス理論が重なるにはこういう環境がなくてはならない。

☆そして、麻布らしさは「言語と思考」である。その証が、毎回活躍するディベートチーム。同校サイトにはこうある。

高3の岡本祐太くん、張文博くん、長谷川翔亮くんは、5月5日~6日に開成高校で開催されたWorld Scholar's Cup(WSC)日本大会で優勝し、6月にタイ・バンコクで開催される世界大会に出場することになりました。WSC世界大会は、世界40ヶ国以上から、800人以上の高校生が集まり、英語でのディベイトやエッセイを通じて、総合的な知力を競い合います。

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