動き出した21会校④ かえつ有明の場合
☆かえつ有明は、豊洲の地に移転し共学になってから、嘉悦校長が語ってるように「次々に壁を乗り越えて」いる。創設者嘉悦孝の建学の精神は不易であるが、その手法は、その時代の壁を乗り越えて、子どもたちのために最適の教育方法を開発してきたのである。
☆今回も、共学でありながら授業は別学で行くという、新たな手法を採用したのも、不易流行の姿勢を貫徹した結果である。
☆その証拠に、同校を訪れると不易の教育が生き生きとしているのに出遭う。
☆上記の写真では、剣道部の勇ましい姿の中に、男女がいることにすぐに気づくが、このシーンはまさに不易流行の結果、今では不易になっているシーンである。
☆おそらく、今回の別学教育の実行によって、ここ数年流行の部分であったはずのサイエンス科という新しい学びやケンブリッジ大学での海外研修なども、不易化するのだろう。こうして理念は豊かに不易化し、新たなバージョンアップという動きが学内から生まれてくる。
☆この良き循環が、私立中高一貫校を発展させるのである。かえつ有明はそのベスト・モデルなのである。今月30日(土)、かえつ有明は学校説明会を開催する。そこで初めて、新たな「別学」への挑戦についての詳細がお披露目されるという。受験生・保護者、メディア関係者は見逃せない日になるだろう。
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