動き出した21会校② 聖学院の場合
☆まず今春就任した戸邉校長が、風のごとく山を動かすごとく校内をとびまわっている。同校サイトを開くと、その様子を垣間見ることができる。サイトによると、毎日保護者と面談し、対話を密にしている。そして教科会議に電撃参入し、聖学院の教師の潜在能力を引き出す対話をしているようだ。
☆英語の教科に限らず、理科の教科でも英語でレポートや論文を書こうと激を飛ばしている様子がわかる。戸邉校長は、久しい間、アジアの森の中でタイやミャンマーの人々と世界の痛みを共有し、そこから世界に何が必要なのか心の底から感じ取ってきた国際人である。今アウンサンスーチーさんが世界で重要視されているが、彼女の動きや息吹を身近に感じてきた真の国際人である。
☆だから!校長先生をはじめ聖学院の先生方が、実施しているキャリア教育は半端じゃない。だから!!海外からその本物に気づいている帰国生が集結している。
☆しかし、今年聖学院は、さらに大きく動き出したことがある。それは、帰国生だけではなく、すべての聖学院生にグローバル人材への道を開く授業や教育活動を本格的に開始したことだ。それは、徹底して思考力を育成することなのである。そして、その出発点を入試段階から設定した。それが思考力入試であり、その準備講座を学校説明会で「思考力セミナー」として公開するというのである。ある意味、21会校のメンバーとして、大学入試改革に挑戦するということでもある。
☆そして、学び合いの授業やソクラテス型授業の展開も拡大しているという。プレゼンテーションにも力を入れている。それについても、今週16日(土)の学校説明会で、生徒たちによるポスターセッションで体験できるということだ。
☆数学でコラボ授業というのも新鮮である。今年のNHK合唱コンクールの中学の部の課題曲はYuiさんの「fight」であるが、聖学院の先生方と生徒たちの活動は、まさにその歌どおりである。・・・がんばれ、がんばれ、命燃やして・・・♫
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