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中村中の今、そして本質②

☆新館「LADY」の正面玄関では、「若い人」が出迎えてくれた。

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☆ヨーコゼッターランドということ?

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☆中村のOGで、現在「バレーボールクラブ」を同校で開催している。ちょうどお会いすることができたので、少しお話を聞けた。中村のバレーボール部のアドバイスだけではなく、広く市民とのスポーツコミュニケーションをとりたいというアイデアがあるようである。もちろんその広さは世界標準の視野であるし、バレーボールだけではない。

☆むしろスポーツ科学や文化全般としてということだろうから、これまで日本ではあまり顧みられてこなかった「科学コミュニケーション」の一環として活動していると感じた。

☆そんなことを思いつつ、玄関に足を入れると、二人の生徒会の生徒が出てきた。あまりにも明るく元気なので、何がそんなに楽しいのか尋ねてみた。すると、学園生活、生徒会活動それ自体が楽しくて楽しくてしかたがないと。なぜそんなにと聞こうと思ったが、彼女たちは自分のためにではなく、仲間といっしょに新たなものを作っていくのが楽しいと答えるというのがすぐに予想できたので、聞くのはやめた。その利発な眼差しが放課後の夕陽のごとくまぶしかったというのもあるかもしれないが・・・。

☆といよりも、デジャブ。15年前だったか、その当時は、今の本校舎も、まして新館「LADY」もまだなかった。浅草橋の仮校舎で教育活動が行われていた時代のことだった。正面玄関から入った瞬間に、同じように生徒たちが出てきたのである。

☆ボランティアのことについて話してくれた。瞬間の話だったが、記憶はしっかりのこっている。中村はボランティアが大変盛んであるが、他校とどう違うのか聞いたところ、授業として行われたりサークルとして行われるのではなく、ボランティアとはもともと「自主的」という意味だから、自分たちでアイデアを出し合うのだと。そして渦の絵を見せてくれて、最初の渦の始まりは小さいのだけれど、大きくなると周りを巻き込むでしょうと。

☆本質とは、いつも瞬間の今に見えるものである。

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