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山手学院 どこまでもアメリカ的!

☆山手学院といえば、とにかく海外の教育リソースを大活用している学校である。

Yamate

☆もう3年前になるが、APUで、OGに出遭ったが、こんなに明るくしかしクリティカルシンカーな学生に久々にあったなあと感じたので、山手学院の様子を聞いたところ、「私と同じ感覚の人が多い」と即答。

☆同じ感覚とは、オープン・マインドでポジティブシンカーだという。それにしても校長先生のメッセージはおもしろい。まずはダイナミックな箇所。

第44回北米研修先のアメリカ・カナダ5都市から高2生478名が全員無事に帰国し、中学・高校併せて51クラス、2,012名の生徒が揃い、勉強に学校行事に部活動にと学校にも活気が出て来ました。来月21日には、北米研修での訪問先の高校生150名程がリターンビジット生として来日されます。ホストファミリーの受け入れにつきましては、皆様方のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

☆高2の時期に、478名がアメリカとカナダに行ってくるとは、破格すぎるではないか。しかし、同じメッセージの中にこういう個所もある。

教室内での盗難被害を防ぐために、今年度から先生方に教室施錠をお願いしています。結果、被害はほとんどありません。しかし、放課後の部活動中には、残念ながら何件か被害が出ています。貴重品はロッカーに入れて鍵をかけて保管するか、部活動中は目に見える場所に鞄ごと持って行って下さい。不必要な貴重品は学校に持ってこないこと。やむを得ず持ってきたときには、鍵をかけてロッカーに入れるか先生に預けよう。「盗難被害を出さない環境をみんなで作ろう!」

☆あまりにオープンすぎる感じがするが、自己責任の徹底というか欧米の学校は施錠文化だから、山手学院もそのようなところも国際感覚ということだろう。破格性・徹底性・一貫性が山手学院の真骨頂。

☆「ふつうの共学校」と違う。というのも一般的な共学校は、これほどまでに海外教育リソースを活用しないし、山手学院のようにクリティカルシンカーを育てようとはしないものだからだ。

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