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なぜ今別学教育か?メモ③

☆もちろん、私立の男子校、女子校、共学別学校だからといって、すべてが、LO段階を突破してCDレベルにバージョンアップできる教育をやっているわけではない。

☆たとえば、国立ではあるが、筑駒の場合、CMまでは育つのである。知性は創造力段階まできっちり育てる教育が行われている。筑駒の生徒自身中3でメタ段階、つまりMレベルを意識すると言うぐらいなのである。しかし、倫理性はOレベルである。しかし、彼らはクリエイティブな知恵を有するから、楽勝である。世の中Oレベルの倫理性しか求めないのだから、高偏差値さえ持っていれば、世の中(ここでは日本社会にしか通用しないという意味なのだが)は、楽勝なのである。

☆いや正確ではないな。クリエイティブでなおかつメタ能力を持っているのである。高偏差値でメタ能力を持っていても、クリエイティブティは開発されていない日本の公立出身の高校生がほとんどだから、筑駒の生徒は、楽勝なのである。次元が一つ高いから、相手の動きはお見通しなのだから。

☆偏差値格差は、ないにもかかわらず、筑駒の生徒が有利なのは、知性ベクトルのレベル格差があるからなのである。偏差値はMレベルまでしか通用しない。そこでは、筑駒の生徒と公立高校の生徒は同格であっても、違いがあるわけだ。偏差値格差は同格であっても知性レベルは次元が違うのである。

☆それなのに、筑駒の生徒が世界に影響を与える人材として動かないのは、倫理性レベルがOレベルだからである。また日本社会はそれを要求しているのだから、世界性という点で、宝のなんとやらとなるのである。勿体ない!

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