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ふつうの共学校の死角①

☆戦後教育基本法が成立した原点に立ち返ると、そこから同時にドメスティック学校化社会が逆説的にも貫徹の過程を始動したのがわかる。

☆そして2006年改正教育基本法が正当な議論なくして成立したことが、この貫徹を意味することも。

☆このドメスティックな学校化社会の貫徹の運搬人は、公立共学校と一部の私立の共学校である。

☆私立には男子校、女子校、別学校がある。これらは、システム上戦後教育基本法の≪私学の系譜≫を保守している。

☆ドメスティックな学校化社会を基盤に、学歴社会も、政治も経済も、東電に代表されるような市場なき大企業もそびえたってきた。

☆しかし、それを2008年と2011年の事件が、瓦解させようとしている。もちろん、世の中は常に反作用がつきものである。何せ同じ土俵の上にあるのだから、そうならざるをえない。

☆だから、そうならないためにも、「ふつうの共学校の死角」を考えてみようではないか。

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