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麻布の教養 狂言体験

☆麻布は、本当におもしろい男子中高一貫校である。麻布の近況によると、

6月13日(水)、2時間目と3時間目を使って中3・高1が狂言鑑賞をしました。
狂言の歴史や所作についてご説明いただいた後、2演目をご公演いただきました。

☆とある。

☆昨今教育におけるドラマの重要性がうたわれ、導入されているが、このような狂言を学園に招いて、公演してもらい、鑑賞するだけではなく、生徒も舞台に立って、狂言の体験をするというのは、珍しい。

☆能や狂言は日本文化の伝統として鑑賞することはあっても、実は世界で認められている演劇芸術の一つであるという観点で、体験プログラムを創る発想はなかなかない。

☆この体験は、偏差値の高低に関係なくできる教育活動である。ウチの生徒には・・・なんていわずに、伝統文化のコンテンポラリーな側面をアーティストとコラボするアイデアをどんどん企画するかしないか、教師の力量、というより、自由な雰囲気がその学校にあるかどうかである。

☆教育というのは、日本文化のリソースを使おうとすると、どんどん使えてしまう蕩尽力があるのである。企業では絶対にありえない力である。

☆しかし、この蕩尽力こそ新しい市場を生み出す最大の投資力でもある。

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