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この夏四谷大塚入試情報で学校選択を考える[03]

『第2回合不合判定予備テスト参加者配布資料「2013 年入試の展望」(四谷大塚)』によると、春日部共栄の①入試変更と②現役合格率は、

①2回を1/14→1/13、3回を1/25→1/21へ日程変更。

②2012 28.8%、2011 36.5%、2010 32.2%

☆入試日の変更は、カレンダー上の都合。合格率は伸び悩みであるが、危機意識は表れていない。教育の中身で勝負していけると同校では判断しているのだろう。

☆神奈川大附属は、入試変更についてはリストに載っていない。そのようなテクニカルな生徒獲得戦術は不要な学校としてのポジショニングを確保。現役合格率も、高めで安定していて、一定の応募者が集まっている。

2012 122.8%、2011 116.7%、2010 129.3%

☆関東学院は、入試変更というテクニカルな生徒獲得戦術にこだわっていた時代は終わったのだろう。説明会も男子教育と女子教育について、時間帯を分けるなど、教育の内容の質を伝えようとしているのがわかる。現役大学合格率も伸びているが、いわゆるMARCHをたくさん入れてから、次に東大、早慶上智をというのではなく、むしろその逆になっている。

2012 51.4%、2011 31.2%、2010 33.9%

☆同学院のサイトには以下のようなページが載っている。

Kanto

☆進路指導、進学指導、受験指導トータルな教育ができていることを説明。受験市場から独自の学校市場を確立しつつあるのかもしれない。

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