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この夏四谷大塚入試情報で学校選択を考える[04]

『第2回合不合判定予備テスト参加者配布資料「2013 年入試の展望」(四谷大塚)』によると、公文国際の①入試変更と②MARCH以上の現役合格率は、

①2013年度入試において、2/5にC入試を新設。定員は10名で試験教科は4科。B入試を2/4→2/3へ日程変更。定員配分をA入試(2/1)100名→110名、B入試(2/3)60名→40名へ変更。

②2012 123.8%、2011 118.5%、2010 133.3%

☆さりげない入試変更であるが、今春東大も8人合格し、全体的に実績がアップしたこのときに、受験市場から私学市場(同校の場合は公文市場)から生徒を獲得する戦略に切り替えている。

☆受験市場の停滞分を、A入試に加算しているということ。これは受験生にはよくわからないかもしれない。しかし、受験市場のあるグルーピングの結果でてきたことだろう。わかる人はわかるだろうから、これ以上は語れないが、実にシビアな戦略である。

☆公文の戦略は受験市場内の興亡を読み切った一手であることは間違いない。。。

☆もちろん、その前提として、国内大学合格実績の基盤と海外大学への道の確実性の手ごたえが学内にあるのだろう。

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