東大 秋田国際教養大学やAPUのようなコース新設
☆読売新聞 7月8日(日)3時5分配信 によると、
国際的に活躍できる「グローバル人材」の育成が急務とされる中、東京大学は、高水準の語学力を備えた人材を育成する学部横断型の国際コースを2013年度に新設する方針を固めた。
留学に必要な英語力を測るTOEFL(120点満点)などで優秀な学生を選抜し、英語による授業や、海外大学の夏季講座に派遣するなどの「語学エリート教育」を展開し、アジアを代表するリーダー輩出をめざす。
☆新コースの名称は「グローバルリーダー育成プログラム」(GLP)で、
新入生約3000人の中から約300人を選抜。全学生が教養学部に在籍する1~2年次では、英語に加えて第2外国語の集中授業を行い、50人程度を米国や中国などの大学で行われる夏季講座に派遣する。
☆秋田国際教養やAPUそのものを東大の中に設置するようなアイデアである。
「学部共通授業」では、哲学や環境など文系理系の枠を超えた授業を原則、英語で行い、リーダーに必要な課題解決力、国際的な視野を養うという。
☆それだけ、哲学的で学際的な視野を学ぶチャンス、つまりリベラルアーツの環境がなかったことの表れでもある。教養は日本語で教えられるが、やはりリベラルアーツは多言語でという条件がつくから、仕方がなかったということだろう。
☆いずれにしても、グローバル人材の本格的育成は、どの大学でも一斉に始まる。それに遅れた大学から、危機は加速するということ。
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