新しい教育は新しい社会と個人に[06] 事例
☆国際教養ベースのコミュニケーションパワーとは、自らのアイデンティティと他者や社会のアイデンティティの相互理解とシェアである。この交渉力や対話力があって、はじめてグローバルな世界で、新しいアイデアを生み出し広めていけるのである。
☆写真は、帰国生の体験授業。小学6年生と英語でアイデンティティとは何か語り合う。
☆授業の最後では、デカルト、ロック、ヒュームなどの思想家の考え方を確認するところまでいく。凄すぎると一瞬思ったが、体験授業や入試問題は学校の顔であるから、普段行っている授業のエッセンスをプログラム化したに過ぎないのだという。
☆中学までのサイエンス科プログラムや高校からのIBを研究した成果のプログラムがそれだ。
☆そして、それが部活やイベントのプロデュースミーティングや各教科の授業に生かされている。学びの転移が生まれている。
☆プロデュース力とそれをささえるミーティングにおけるコミュニケーション力。ソフトパワーこそ新しい社会で必要とされる新しい個人の能力である。その明快なビジョンが国際教ベースの学力観に反映し、人気を集めている。
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