« 新しい教育は新しい社会と個人に[05] 事例 | トップページ | 佼成学園女子吹奏楽部金賞受賞 そして3・11追悼演奏旅行に »

新しい教育は新しい社会と個人に[06] 事例

☆今、かえつ有明は、最も新しい教育をシステマチックにそして情熱をもって創り上げている学校の1つである。新生かえつ有明から6年。今年一期生が卒業。バージョン1.0は構築し終え、来春からいよいよバージョン2.0への挑戦である。そして、その一つの大きな挑戦が、国際教養ベースのコミュニケーションパワーを育てることである。

P7224924
帰国生の授業体験で

☆国際教養ベースのコミュニケーションパワーとは、自らのアイデンティティと他者や社会のアイデンティティの相互理解とシェアである。この交渉力や対話力があって、はじめてグローバルな世界で、新しいアイデアを生み出し広めていけるのである。

☆写真は、帰国生の体験授業。小学6年生と英語でアイデンティティとは何か語り合う。

P7224928_2
☆授業の最後では、デカルト、ロック、ヒュームなどの思想家の考え方を確認するところまでいく。凄すぎると一瞬思ったが、体験授業や入試問題は学校の顔であるから、普段行っている授業のエッセンスをプログラム化したに過ぎないのだという。

☆中学までのサイエンス科プログラムや高校からのIBを研究した成果のプログラムがそれだ。

P7174674_2
☆そして、それが部活やイベントのプロデュースミーティングや各教科の授業に生かされている。学びの転移が生まれている。

☆プロデュース力とそれをささえるミーティングにおけるコミュニケーション力。ソフトパワーこそ新しい社会で必要とされる新しい個人の能力である。その明快なビジョンが国際教ベースの学力観に反映し、人気を集めている。

|

« 新しい教育は新しい社会と個人に[05] 事例 | トップページ | 佼成学園女子吹奏楽部金賞受賞 そして3・11追悼演奏旅行に »

21世紀型教育」カテゴリの記事