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土浦日大中等教育学校 新しい視点でみる

☆グッドスクールコミュニティサイトに土浦日本大学中等教育学校の「オープンスクール」の記事が載っている。これがなんとも新しい視点、切り口で見ている記事なのである。

☆このサイトを運営している鈴木氏に聞いたところ、取材者は慶應の大学生で、鈴木さんの会社で、プロジェクト型の学習プログラムの企画・運営・チューターをしているという。また大学受験の生徒の学習支援のチューターもやっていると。そのチューターの手法はコーチングスタイルができるように鈴木氏の方でトレーニングしているということだった。

☆それで、取材の対象の講座がプロジェクト型、つまり教科横断型のもので、子どもがモチベーションを上げる瞬間にフォーカスした記事になっているのである。

☆また、取材した学生は、質的リサーチによるマーケティングやデータマイニングの手法をゼミで学び、就活も終え新しいスタイルの学びを実践的に身につけているという。

☆それで、随所で「隅々まで行き届いた心配り」に注目してオープンスクールを象っている。弓道の子どもと教師の距離の近さを撮っている写真などはそのような視点があればこそである。

☆大学生であるから、受験生に近い目線で学校を視ることができるが、大学生であればよいというわけではない。

①コーチング

②ファシリテータ

③質的リサーチによるマーケティング

④プロジェクトベース学習

⑤チームワークとリーダーシップ

⑥メンター

⑦ICTスキル

☆こういったスキルをトレーニングされている大学生だからこそということが肝心である。つまり、グローバル人材であることがポイント。21世紀型教育を実践している学校の情報を収集するとき、取材者のレンズも21世型レンズでなければならないということだろう。

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