聖学院高橋先生からのメール 米国から
☆先日「聖学院 レゴ型思考の学校 藤原和博氏もレゴ型思考ススメル」という記事を書きこんだら、聖学院の米国研修プログラムを実施している高橋一也先生から、メールを頂いた。藤原氏が語る以前に、膨大な文献をリサーチしながらすでに「レゴ型思考」をデザインして実践している高橋先生だからこそ簡にして要を得たコメント。ご紹介したい。
こんにちは高橋です。
アメリカのホームステイもあと少し。投稿を楽しく読ませて頂きました。簡単に言えば、ジグソーパズルだと時間切れまで完成を目指さなければならないけど、レゴは時間切れで中途半端なプロダクトにでも納得した説明を加えれたらそれでokということですね。結局、レゴキングにしても目の前の物体を解釈させ、表現させ、それに説明を加えさせるという流れでやる予定ですので、基本路線は同じですね。藤原氏の評論に私がさらにコメントを加えるのはおこがましいですが、やはり僕が生徒に求めているのは「納得解」を作り出す作業ですし、「オリジナル」であれば尚良しということです(研究者を目指すならなおさら)。
☆藤原氏のいう「正解でなく納得解」で終わるのではなく、さらに「納得解」と「オリジナル解」との差異を見出しているところがさすが。
☆納得の妥当性のみならず、信頼性、そして正当性が重要なのである。その正当性はオリジナルという創造性ということではあるまいか。帰国後また高橋先生の思想を拝聴できるのを楽しみにしている。
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