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グローバル人材モデル 望月新一教授

☆昨夜目黒のさんまをつまみ、薩摩の芋焼酎飲みながら、友人たちと対話。あっちこっち飛んだ。話題は子育てから加齢に伴う様々な病気の話までどれがテーマというわけでもなかった。

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☆しかし、三者それぞれ違う道を歩んでいるから、どうしても、子育ての話になりがち、個別の塾にするか、大手にするかなんて話に。そして、なんてドメスティックな話をしているのだろうと互いに顔を見合わせた。

☆ともにリサーチしに行ったのは昔の話で、ホンマもよくそのときの体験だけでグローバル人材について語っているなあとか、それだけネットが世界を小さくしたんだよとか、酔っぱらいの戯言が多かった。

☆そんなとき、望月新一京都大教授(43)の話がでた。あの現代数学の難問、整数理論「ABC予想」を証明する論文を世に出して、欧米のメディアからも驚異的な偉業になるだろうと称賛されている人物。

☆そして望月さんのような人物もまたホンマのいうグローバル人材のモデルに入れたほうがよいよというアドバイスをもらった。日本の数学者となっているけど、19歳でプリンストン大学を卒業して、京都大学に就職しているのだから、才能はアメリカで生活していたまさに思春期時代に開花したのではないか。

☆それに自分の論文を英語で表現して、世界の学界に即通じるネット時代にもマッチしているじゃないかと。

☆経済分野でのグローバル人材だけではなくて、こういう才能者のグローバル人材にもアンテナを広げておいた方がよいと。そして19歳で大学を卒業したのだから、日本の高校から進学したわけではないだろう、秋入学とかグローバル人材コースとか飛び級どうするとか、ネボケタ話をしていないで、さっさと子どもたちの才能の道を塞いできた壁をどんどんとった方がよいと、あとは無責任な話に秋の夜長は花が咲いた。

☆たしかに、Dual Enrollmentのシステムを作れないのは、才能の道を塞ぐ壁を築いてきたからである。それにしても友人たちの無責任なクリティカルシンキングに、いっぱいヒントをもらったことも確かである。

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