ここにきて有名私学のスキャンダル記事続く
☆ここ数日、青山や早稲田、中央大学横浜山手といった有名私立中学のネガティブな話題が続いている。教師個人の問題だったり、経営陣の個人的な問題だったりということで、学校組織全体はサバイブしようとするだろうし、できるだろう。
☆これまでの歴史で、同じようなことはあったかもしれないが、その度に乗り越えてきたに違いない。
☆しかし、ここで問われるのは、組織の対応の仕方である。とかげの尻尾切りのように対症療法で終わりにするのか、組織の在り方を開かれたシステムにするのか?
☆このようなことが起きる原因は、リーダーシップの喪失、フォロワーシップの喪失、オーナーシップの喪失、オープンマインドの喪失、情報隠ぺい体質、偏向主義的価値観の支配、危機感の喪失、権力的抑圧的コミュニケーションの横行などなど。
☆これらの組織阻害要因を撲滅すべく組織が努力をしてもなお事件が起こったのならば、それは適切に事件を起こしたメンバーを対処すればよい。しかし、組織にも反省すべき点があるのなら、速やかにそこを改善する行動をとるべきだろう。ブランドに依って立っていなかったかどうか今一度振り返ってほしい。
☆私学であっても、ブランド志向に陥れば、官僚的組織体質になるものだ。つまり権力的・権威的・抑圧的・無関心主義的な雰囲気が支配する。
☆これを機に、被害を受けた子どもたちに十分なケアをし、組織全体が改革改善され、再び≪私学の系譜≫を保守できるようになることを祈っている。
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