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変わる教育[17] 国際地学五輪で活躍する高校生

第6回国際地学オリンピック・アルゼンチン大会の結果が発表された。毎回日本選手団は4名派遣されるが、参加した高校生は、4名全員がメダルを獲得。

銀メダル 島本賢登さん 広島学院高等学校(広島)3年 (17歳)
金メダル 中里徳彦さん 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川)3年(17歳)
銀メダル 松尾健司さん 灘高等学校(兵庫)3年 (18歳)
銀メダル 丸山純平さん 聖光学院高等学校(神奈川)3年 (18歳)
(氏名の50音順で掲載)

☆国内予選から世界大会に進むのだが、問題がすばらしい。問題は次のサイトで公開されているので、ご覧いただきたい。

NPO法人地学オリンピック日本委員会

Jeso1

Jeso2_3

Jeso3

☆上記のような、専門的かつ科学が最前線で役に立つ局面の問題が出題されるが、その分野は、多肢にわたる。

■地質科学分野
■固体地球科学分野
■気象科学分野
■海洋科学分野
■天文・惑星科学分野

☆しかし何より興味深いのは、このような筆記試験以外に、実際に崖を観察したり、道具を使ったりする実技試験も課せられるという点である。その分野も以下の通り。

実技試験
■地質科学分野
■気象科学分野
■海洋科学分野
■天文科学分野

☆このような地球規模の自然現象に立ち臨む学びのプログラムはいかにして可能なのか?メダル獲得した生徒に学べば、それは可能。生徒によって変わる教育!21世紀型教育はそうでなければならないだろう。


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