変わる教育[31] かえつ有明 イブニング説明会in国際フォーラム
☆11月14日(水)19:00~20:00、東京国際フォーラムで、かえつ有明はイブニング学校説明会を開催。同校はじめての試み。真のグローバル人材を育成している教育が注目されている同校であるが、それだけに同校を志望する受験生の保護者もグローバルに活躍している。
☆そのような保護者は、地球時間に合わせて仕事をしているために、サイトやe-mailでのやりとりが中心になってしまいがち。そこで、夜、オフィスに近い国際フォーラムで説明会を開き、リアルに対話しようというのがねらい。
☆説明会では、グローバル人材を育てる2つの柱、「国際教養としての英語教育」と「思考力を育成するオリジナル教科サイエンスの学びのシステム」。両方のプログラムの共通点は「対話」「ディスカッション」。もちろん前者は「英語で」、後者は「日本語で」であるが、グローバル人材にとっての基盤は、思考力とそれを表現するインパクト。かえつ有明の教育は、「対話」と「ディスカッション」、つまりインタラクションで満ちている。
☆上記の写真は、高3生と学習支援のチューター(東大生と慶應生)と先生方が「信長とジョブスのエアダイアローグ」について議論している一コマ。石川副校長のスペシャルゼミである。
☆この時期は、高3生は完全受験体制にはいり、進路相談も頻繁。しかもオープンに互いに話し合っている様子を見ることができ、雰囲気が高まる空間がデザインされている。そんな中、さらに受験勉強に思考の回路を強化しようと、ディスカッションに参加する高3生のモチベーションの高さに、勢いが伝わってくる。
☆情報を伝えるだけの教育では、グローバルな時代をサバイブすることは難しい。情報をシェアし、広げ深める主体性が養われることが大事である。ハーバード大学のマズール教授のアクティブラーンニグの手法も、講義形式にピアディスカッションを埋め込み、情報をシェアし、気づきの生まれる創意工夫をしているという。
☆かえつ有明のイブニング学校説明会も、情報伝達だけではなく、シェアと気づきのある工夫がなされているだろう。
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