変わる教育[34] 聖学院 君もクリエイティブクラス!①
☆21世紀に入って、欧米の産業構造は、第一次産業・第二次産業・第三次産業という構成を転換させている。リチャード・フロリダ教授によると、国際都市からグローバル都市に、都市の機能や意義が変わってから、産業構造も変化したという。その新しい産業のカテゴリーをクリエイティブクラスと呼んでいる。すでに欧米では、40%がこの産業に就いている。いや起業している。
☆このクラスのイメージの代表は、ジョブスである。あるいは徳生健太郎氏である。リチャード・フロリダは、日本には他の国に比べ、クリエイティブ・ピープルはたくさんいる。しかしクラスになっていないと。アントレプレノイアーシップやグローバルリーダーの素養がまだ未成熟だということだ。この素養を支えるのが3Tで、才能(Talent)、技術(Technology)、寛容(Tolerance)である。このうちToleranceがないのである。起業家やリーダーの資質が不十分だということである。
☆その点、言うまでもなく聖学院はキリスト教学校であり、サーバントリーダーシップを育成する学校である。そして21世紀型教育を実施しているから、3Tそのものを丸ごと育てる学校なのである。それは、体験授業や思考力セミナーに色濃く映し出されている。
打ち上げ成功!
君もアーティスト!
☆このほかにもたくさん体験授業が開催されていたが、すべてを見ることができなくて残念。また、校内見学時の聖学院生による聖学院の教育のプレゼン「ポスターセッション」も時間の都合で見ることができず、後ろ髪を・・・という思いで聖学院を去った。今度はこのスーパープレゼンを目的に訪れたい。
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