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変わる教育[39] 速解先生に期待!

☆日経新聞2012/10/28 23:09に「速解先生、ネット利用し家庭教師安く 」という記事が載っていた。

速解先生(東京・品川、林直人社長)はインターネットによるウェブ会議システムを活用した低価格の家庭教師サービスを始める。生徒の質問に現役大学生の講師が回答する方式で、月額2980円で最大で合計5時間20分まで利用できる。まず秀英予備校と組み、同校の生徒の中から希望者を募り、11月から来年3月まで試験運用する。

☆すでに、スカイプでIB(国際バカロレア)のディプロマのアドバイスをしている動きはある。しかし、これと今回の速解先生は、大いに違う。

☆それは速解先生は、正解がある問題にのみ特化しているという点である。IBの方は、正解が一つではない。特に文科省がその情報を躍起となって集めようとしているTOKなどは、速解先生の出番はない。

☆英語、国語、数学、理科、社会以外に小論文にも対応するというが、日本の大学入試の小論文は、ステレオタイプな解答をややアレンジするだけだから、ステレオタイプな回答の訓練をまずやって、そこからアレンジする視点をアドバイスすればよいだけだから簡単だ。

☆もちろん、帰国生向けの小論文は、まったく違う。海外での体験をもとに独自の想いや思想を、しかし独りよがりではなく書かなくてはならないから、速解というわけにはいかない。

☆ただ、速解先生には大いに期待したいのだ。というのも、正解のある問題については、速解先生が行い、正解が一つではない問いについて、創造的に議論し、考える授業を、つまりTOK型授業を、日本全国の中高でやればよいからである。

☆しかも、Web上でやるわけだから、得点や学びのポイントなどの評価はデータとして蓄積され、自己評価を行うのが簡易になる。全国学力テストのような評価が一瞬にして出るのがWebを介した時の大きなメリットである。

☆知識はWebで、議論や思考は授業で。教師の資質向上に税金を注ぐぐらいなら、授業を大胆に変えたほうが「速解」のような気がするが♪

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