変わる教育[40] 桜丘 「地図」から「コンパス」へ
☆「変わる教育[15] 桜丘 教育の質の探求」で、桜丘が、巷の表層的な教育論をクリティークして、教育の深層/真相に突き抜けようとしていることについてご紹介した。先日21会(21世紀型教育を創る会) で、副校長の品田先生がその試みのビジョンを、「地図」から「コンパス」へシフトするという表現で語られた。
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☆「変わる教育[15] 桜丘 教育の質の探求」で、桜丘が、巷の表層的な教育論をクリティークして、教育の深層/真相に突き抜けようとしていることについてご紹介した。先日21会(21世紀型教育を創る会) で、副校長の品田先生がその試みのビジョンを、「地図」から「コンパス」へシフトするという表現で語られた。
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☆日経新聞2012/10/28 23:09に「速解先生、ネット利用し家庭教師安く 」という記事が載っていた。
速解先生(東京・品川、林直人社長)はインターネットによるウェブ会議システムを活用した低価格の家庭教師サービスを始める。生徒の質問に現役大学生の講師が回答する方式で、月額2980円で最大で合計5時間20分まで利用できる。まず秀英予備校と組み、同校の生徒の中から希望者を募り、11月から来年3月まで試験運用する。
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☆すでに富士見丘の「ザイード・フューチャー・エネルギー賞」決勝進出のニュースはご紹介したが、同校サイトでその経緯が詳細に記述されているので、そちらをご覧いただくこともおススメする。
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☆2012年10月4週目の本ブログのベスト25記事。
1 Google Japan 製品開発本部長 徳生健太郎 グローバル人材のロールモデル
2 変わる教育[31] かえつ有明 イブニング説明会in国際フォーラム
3 変わる教育[28] 洗足学園 本物教育のインパクト
4 変わる教育[26] かえつ有明 ダイナミックな気運
5 変わる教育[30] 土浦日大中等教育学校 ハーバード流儀
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☆富士見丘学園は、2013ザイード・フューチャー・エネルギー賞グローバル高等学校部門で、決勝進出。ファイナリストに選ばれた。
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☆11月14日(水)19:00~20:00、東京国際フォーラムで、かえつ有明はイブニング学校説明会を開催。同校はじめての試み。真のグローバル人材を育成している教育が注目されている同校であるが、それだけに同校を志望する受験生の保護者もグローバルに活躍している。
☆そのような保護者は、地球時間に合わせて仕事をしているために、サイトやe-mailでのやりとりが中心になってしまいがち。そこで、夜、オフィスに近い国際フォーラムで説明会を開き、リアルに対話しようというのがねらい。
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☆先日10日(水)、京都大学高等教育研究開発推進センターの第84回公開研究会に参加したときのことはご紹介した。エリック・マズールハーバード大学教授(物理学・応用物理学)が、20世紀型の講義形式がいかに情報伝達だけで、参加している学生に好奇心をインスパイア―できていないかを、21世紀型講義形式の授業で証明したおもしろい研究会だった。
☆そのときマズール教授の基調講演をうけて、松下佳代教授(高等教育研究開発推進センター)もプレゼン。マズール教授の講義の教育学的位置づけを解説するものであった。
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☆グローバル人材の話は、本当に喧しい。先日NHKでも、特集「国際人」をやっていた。しかし、日本の若者の「内向き問題解消」と「英語だけではなくその地域の語学も」とか「その地域の文化理解」というテーマを行きつ戻りつしているに過ぎなかった。
☆しかし、そんな中、水ビジネスの風雲児ナガオカの三村社長のDVDが流れるや、若者の目の輝きが一変。留学しても帰国後就活に遅れをとるのは不利だというのが「内向き問題」の大きな不安であるが、それを吹き飛ばすコンセプトが流れたからだ。
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☆ 日経新聞(2012/10/21 6:00)に 「マクドナルド、お前もか 世界同時減速の影」という記事がある。
マクドナルド、お前もか――。金融危機後の力強い業績回復をリードしてきたグローバル企業の代表選手。そのマクドナルドの収益が失速し始めた。7~9月期の売上高は3年ぶりの減収となり、純利益は前年同期比3%減。世界経済の同時減速の影が、危機後の勝ち組企業の決算にも及び始めたか。
「金融危機が始まった2008年に、今のように不透明で脆弱な状況がずっと続くと考えた人はほとんどいなかっただろう」。19日の決算発表の電話会議。ドン・トンプソン最高経営責任者(CEO)は先行きにひときわ慎重だった。「明らかに『ニューノーマル(新たな普通)』の経営環境にある」。ニューノーマルは、厳しい金融危機を経験した世界経済が、過去の常識が通用しない領域に入っていることを意味する言葉だ。
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☆週間ランキングベスト25の紹介。
1 変わる教育[16] 麻布 反省の日 本当の「変わる」というコト
2 変わる教育[20] ハーバード流講義形式授業!
3 変わる教育[21] 文化学園大学杉並中高 好奇心と価値と
4 変わる教育[22] 公立授業改善にコンサル
5 変わる教育[23] 聖学院インパクト
6 変わる教育[18] 広尾学園の教育空間デザイン
7 読売新聞 教育が変わらない罠
8 変わる教育[17] 国際地学五輪で活躍する高校生
9 週間ランキング≪私学研ホンマノオト≫ベスト25(12年10月2週目)
10 変わる教育[19] 世界が上杉謙信に学ぶ時代
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☆グローバル人材育成急務の話題は、3・11以降各界で侃々諤々であるが、テクニカルな話が多く、本質を見誤っているのではないかと感じる今日この頃。そんなとき佼成学園女子のサイトを見て、霧が晴れるような思いがした。今月13日(土)に開催した中学学校説明会の模様が載っていた。「行事が人をつくる」というテーマが語られた。
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☆先日東京で開催されたIMFの年次総会について、JPPress(2012.10.18)は「IMFが発した警告と励まし 各国が行動しなければ、世界経済は一層弱体化」の記事で、こんなことを書いている。
赤字国の経常収支不均衡は、その経済規模が縮小するにつれて消えると予測されている。しかし、黒字国の経常収支黒字が減少するとは予想されていない。
これは世界にとって近隣窮乏化を招く組み合わせだ。良心に反するものでもある。ユーロ圏が需要を健全な水準に維持することは、ユーロ圏と世界のために不可欠なのだ。
IMFは、本来すべき通りに警告し、奨励した。その警告とは、世界経済は脆弱で、適切な行動が取られなければさらに弱体化しかねないという内容だ。そしてIMFの奨励は、影響力を持つ国々が行動すれば、経済を強くできるという考えである。影響力には責任が伴う。今こそ行動しなければならない。
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☆日経新聞2012/10/16 14:03 によると、
学習塾各社が相次ぎ公立学校の運営支援に乗り出した。栄光ホールディングス(HD)は東京都葛飾区から中学校の授業改善に関するプロジェクトを受託。早稲田アカデミーは同足立区の中学の成績上位層が対象の課外教室に現役講師の派遣を始めた。公立学校の教育水準や進学実績に対する地域住民の関心の高まりと自治体の教育改革の動きに対応しながら事業拡大を目指す。
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☆日経新聞(2012年10月14日)によると、
東京で48年ぶりに開いた国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会は13日、主な日程を終えた。国際通貨金融委員会(IMFC)が同日採択した共同声明は、先進国に財政再建を最優先で求める姿勢を修正。世界経済の失速を回避するため、日米欧と新興国に具体的な行動を要請したが、政権移行期の国が多く、先進・新興国の間には溝も残る。安定成長に向けた政策協調は正念場を迎えている。
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☆2週目のアクセスランキングのベスト25記事。25という数は、本ブログ記事数2370に対し、約1%である。
1 Google Japan 製品開発本部長 徳生健太郎 グローバル人材のロールモデル
2 週間ランキング≪私学研ホンマノオト≫ベスト25(12年10月1週目)
3 読売新聞 教育が変わらない罠
4 変わる教育[10] グローバル人材育成事業 採択大学は42校
5 変わる教育[14] 鴎友学園女子 受験生の要望に応える!
6教育のヒント アクセス急増の異変?
7 2012年Nコン 豊島岡女子 中高両方の部で金賞 関東甲信越ブロックで
8 山中伸弥教授 ノーベル生理学・医学賞受賞
9変わる教育[09] 教育の地 マレーシア
10 変わる教育[16] 麻布 反省の日 本当の「変わる」というコト
11 変わる教育[15] 桜丘 教育の質の探求
12 かえつ有明 日常の学園生活こそ教育の質
13 変わる教育[07] 海城学園 改革サードステージ着々
14 変わる教育[11] 新しい「高校基礎学力認定試験」にシフトを期待
15 渋谷幕張 極限のエリートスクール
16 変わる教育[13] 土浦日大中等教育学校の思考力育成問題
17 かえつ有明 風に乗る 前年対比400%
18 変わる教育[12] 世銀 日本のグローバル人材にラブコール
19 変わる教育[04] 東大 3割辞退時代
20 かえつ有明の信念
21 変わる教育[08] MITメディアラボ所長Joiの時代
22 変わる教育[06] 公立中高一貫校適性検査は法規違反か
23 2012.9≪私学研ホンマノオト≫ベスト50
24 変わる教育[02] 麻布の入試問題
25 かえつ有明 新しいノーブレス・オブリージュへ
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☆第6回国際地学オリンピック・アルゼンチン大会の結果が発表された。毎回日本選手団は4名派遣されるが、参加した高校生は、4名全員がメダルを獲得。
銀メダル 島本賢登さん 広島学院高等学校(広島)3年 (17歳)
金メダル 中里徳彦さん 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川)3年(17歳)
銀メダル 松尾健司さん 灘高等学校(兵庫)3年 (18歳)
銀メダル 丸山純平さん 聖光学院高等学校(神奈川)3年 (18歳)
(氏名の50音順で掲載)
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☆麻布学園では、10月8日になると、相模湖遭難事件を思い出し、無念の若き同窓の意志を継承している。「反省の日」と呼び、日本が近代国家を形成して以来、次々と忘却のかなたに追いやった精神を再び呼び覚ます教育を行っている。
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☆読売新聞「教育ルネサンス」(2012.10.5)の記事「(2)評価の基準知り意欲」は、日本の教育が変わらないワケが書かれている。
「どんな図を書いたか、説明して」。教師用のコンパスや定規を手に、生徒たちが代わる代わる教壇に上がる。東京学芸大学付属国際中等教育学校(東京都練馬区)、2年(中2)の数学の授業。課題は「バスのドア付近に危険防止のセンサーをつけよう」だ。ドアの可動域を調べ、図を描く生徒たち。「今の説明についてどう思う? 近くの人と話し合ってみよう」。試行錯誤するうちに、生徒たちの図は正解へと近づいていった。
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☆ニュースや読書のメモ書きと化している私のもう一つのブログ「教育のヒント」のアクセス数がピーキーな数字を跳ね上げた。
☆10月10日のアクセス数は9,770件。10月9日のアクセス数は69,918件。
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☆10月1週目の当ブログのランキングベスト25の記事。
1 変わる教育[02] 麻布の入試問題
2 かえつ有明 日常の学園生活こそ教育の質
3 変わる教育[04] 東大 3割辞退時代
4 変わる教育[07] 海城学園 改革サードステージ着々
5 変わる教育[09] 教育の地 マレーシア
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☆山中伸弥教授がノーベル賞受賞し、テレビや新聞で報道されるわけだが、アナウンサーや記事では、山中教授とか山中先生とかではなく、山中さんと呼んでいる場合が多い。これはそういうマニュアルに沿ってのことだから、別段かまわないが。
☆ともあれ、凄いことだ。「iPS細胞は、タイムマシーン」というのは。今回の受賞で、ますます遺伝子や細胞のタイムトラベル論や不老不死、フェニックス論とその倫理について各分野で話題になるだろう。
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☆鴎友学園女子のサイトにはこうある。
学校説明会(第4回11月16日・第5回11月24日)については、現在満席となっております。ご要望もございましたので、追加の学校説明会を次の通り実施いたします。
第6回学校説明会 2012年12月15日(土) 10:00~11:30 ※授業見学・校内見学はできません。 予約開始 2012年10月15日(月)
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☆国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会が明日9日から14日まで東京で開催。日本が国際通貨基金(IMF)・世界銀行に加盟して60年。48年ぶりに東京で開かれるそうである。このチャンスを生かすために、世銀は日本人の採用を本格化するという。時事通信(2012年10月8日)によると、
途上国の開発支援を通じて貧困撲滅を目指す世界銀行が、日本人を対象にした採用活動を本格化させていることが7日までに、分かった。「多くの日本人にグローバルな舞台で活躍してほしい」(人事担当者)としており、東京で開催される国際通貨基金(IMF)・世銀の年次総会に合わせて社会人向けセミナーを開催、人材発掘に力を入れたいとしている。
担当者によると、日本は世銀への出資が米国に次いで2番目に多いが、世銀グループで働く日本人は「ごくわずか」。世銀は途上国出身者や女性に加え、活動への貢献度が高い日本からの採用も大幅に増やしたい意向だが、「応募が少ない上、面接を突破できる人が少ない」のが実情だ。他国の候補者に比べ、英語力や海外経験、大学院修了などの経歴で差がつくケースが多いという。
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☆朝日新聞(2012年10月5日)によると、
大学入試と大学・高校の教育は変わるのか。大学入試が主なテーマとなるのは久しぶりになる中央教育審議会。新たに設けた「高校と大学の接続特別部会」が9月28日、初めて開かれた。高校と大学の「接続」はテクニカルな言葉だが、わかりやすくいえば高校と大学の教育がそれぞれ円滑に連動していない現状があるので、大学入試も含めて生徒・学生主体の力を底上げするために議論しようということだ。1回目から、「高校の基礎学力を認定する試験が必要」という意見が複数の委員から出された。ほかに、大学入試センター試験の科目をこれ以上細かくせずに総合的な科目を設けることや大学入試そのものも1点差を争わないグレードに変える意見もあった。大学入試や高校教育の学力認定にかんしていえば、大胆な構想につながる可能性がある。
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☆AERA 2012年10月8日号によると、マレーシアは教育の地として人気がでているという。
子どもの教育を目的に、マレーシアに移住する日本人家族が増えている。長期滞在ビザ取得のサポートを手がけるJMマイセカンドホームコンサルタンシーの澤田剛さんによると、以前は最長10年間の滞在が可能なMM2Hビザを申請する人のほとんどがシニアだったが、いま増えているのはファミリー。子どもが学生ビザを取り片親が共に暮らすという、韓国人に特徴的な移住スタイルを選ぶ家族も現れはじめた。
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☆昨夜、夜中から海城学園の中田教頭とメール対話を行った。きっかけは、本ブログの「海城学園 どこへシフトするのか?」 。この問いに対して、中田教頭は丁寧なメールによって思想を開陳してくださった。世界を飛び回っている先生からそのようなメールをいただき、感謝すると同時にその気概と知的体力に敬服する。
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☆東大に入学するのを3割の学生が辞退。強烈な変化だ。といっても、日本の学生の話ではない。東大より欧米大を選択した秋入学の海外学生の話。読売新聞 10月3日(水)16時54分配信によると、
東京大学で今月から始まる、初の学部レベルの海外学生向け秋入学コースで、合格者の3割が入学を辞退していたことがわかった。欧米の有力大に流れたという。国内では合格者の入学辞退が1%未満の東大も、秋入学では国際的な学生獲得競争にさらされることが浮き彫りとなった。
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☆伸びる学校の教師は、品格と知性が豊かで、ウィットに富んでいるものであるが、富士見丘の教師もまさにそうである。日本史の関根先生は、木村茂光・樋口州男編『新編 史料でたどる日本史事典』(東京堂出版、2012年8月発行)の執筆を担当している。
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☆日経ビジネスONLINE2012年10月1日(月)の記事「日銀と政府はインフレ目標と責任を共有せよ 武藤敏郎・大和総研理事長インタビュー」で、武藤氏が金融政策だけではなく、グローバル化するための構造政策についても語っている。
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☆昨日NHKのEテレで、9月4日に実施されたNコンの関東甲信越ブロックの様子を見た。中学の部でも、高校の部でも、豊島岡女子のチームが金賞受賞。
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