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山中伸弥教授 ノーベル生理学・医学賞受賞

☆山中伸弥教授がノーベル賞受賞し、テレビや新聞で報道されるわけだが、アナウンサーや記事では、山中教授とか山中先生とかではなく、山中さんと呼んでいる場合が多い。これはそういうマニュアルに沿ってのことだから、別段かまわないが。

☆ともあれ、凄いことだ。「iPS細胞は、タイムマシーン」というのは。今回の受賞で、ますます遺伝子や細胞のタイムトラベル論や不老不死、フェニックス論とその倫理について各分野で話題になるだろう。

☆研究費も出るだろうが、国からだけではなく、世界中の企業から支援があるだろうし、寄付もあるだろう。

☆「iPS細胞は新しい技術。仕事は終わっておらず、医学への本当の貢献をこれから実現させなければいけない」という山中教授の言葉、あるいは「私は無名の研究者だった。国の支援がなければ受賞できなかった。日本という国が受賞した」という山中教授の言葉。

☆人柄をのぞかせる言葉でもあるが、マスコミも「日本という国が受賞した」と言わせてはいけないだろう。実るほど・・・ということだろうが。。。

☆今日9日の天声人語はこう締めくくっている。

道を究めれば、一人の医者が一生かけて救える命の、何倍もを救える。まだ見ぬ功績は「日本代表」の域を超えて、人類史に刻まれるかもしれない。未来につながる「現役の頭脳」の快挙を、ともに喜びたい。

☆こうでなくては。

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