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2013中学受験【05】 中学受験模擬試験の活用法

☆かくして、中学受験の模擬試験の偏差値スコアはあてにできないわけだから、偏差値は無視する。注目すべきは、志望校登録者の集団。その中で、自分がどういう位置づけにあるかは確認する。行きたい学校だから、ともに共通点があるメンバーである。その中で切磋琢磨する。

☆そのためには、自分の行きたい学校の集団が多い模擬テストを受験するということが大切。12月にかけて最終チャンスがまだあるから、そういう利用の仕方を考える。

☆そして、その集団の中で、自分の能力を伸ばすには、どこを伸ばせばよいか戦略をたてる。これは学習戦略だから、生涯にも役立つ、学びの方法論だ。

☆模擬試験によっては、志望校登録の集団の正答率を出してくれるところもあるかもしれない。そのデータは非常に役に立つ。全体の正答率で30%のものは、難しいからやらないというのは、ハザードマップを信じて、ここまで逃げれば大丈夫だと思ってしまうのと同じ過ちである。

☆全体ではなく、その集団の中での正答率である。全体では30%でも、その集団では80%できているという問題だったら、無視するわけにいかないだろう。

☆もし模擬試験でそういう情報公開をしていないとしたら、それは質のいい模擬試験とはいえない。学習戦略が立てられない模擬試験であり、偏差値スコアだけで輪切り発想しかない模擬試験ということ。

☆でも、もしそれができなかったら、それは、自分がやらなくてもいいと思っていた問題の半分はできるようにしておけば万全ではないだろうか。正答率の高いものからクリアしていくことである。

☆結局一般模擬試験でありながら、志望校にターゲットを絞った活用法しかできないということ。ここまできて、まだ偏差値に悩んでいたら、こう振り返ってほしい。

☆自分の進む道を他人に決められてどうするのか。リスクテークもヘッジも自分で戦略を立てるべし。

☆偏差値の正当性・信頼性・妥当性は、規模が大きいというスケールメリットが肝。人口が減ってきたり、受験生の偏りができてしまったら、受験校選びとしての偏差値の意味はないのである。統計は、意味を付与しない。意味を解釈するのは、結局活用する側なのだ。だから、意味を付与するに値する模擬試験であるかどうかは、自己吟味・自己決定することが肝であるのは、グローバリゼーションの流れである。

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