2013中学受験【24】 土浦日大中等教育学校 説明会参加者激増
☆11/18(日)、土浦日本大学中等教育学校は第3回学校説明会を開催。前年対比121%の激増となった。3・11の影響で、茨城エリアの私立学校は、どこも生徒募集に苦労をしているが、同校の教育の質や安心安全対策の不断の努力が評価された。
☆今、日本だけではなく、世界規模で政治や経済などの大低迷で、多くの人々はカオスの中にいる。そんなとき賢く使命を帯びたリーダーの存在が求められるが、同校の場合、中川校長のリーダーシップが在校生ばかりか、受験生の保護者の心を動かす。
本校の生徒は、集会に集う時、基本スタイルで参加します。そして、担任に引率されて、学年ごとクラスごとに会場に入ってきます。烏合の衆ではなく、規律に裏付けられた良き整いの中で集会に参加します。そして、相手の話は『目』で聞けと教わります。話者に注目して話を聴くのです。
ただ、これだけですが、そこには、「知識基盤社会」を生きるに足る十分な品性を獲得する場となっているのです。
そして、集会では、最後にこう述べました。 『先生は、ここにいる700余名の、将来ある青少年が、近い未来、世界に羽ばたき、発信力と、人間的魅力で問題を解決する人材に育っていってほしいと』
☆このロゴスは、同校サイトの「校長室だより」で中川校長が掲載しているものであるが、まことに人は「言葉」で命を吹き込まれるものである。
☆実際に説明会に参加した保護者の多くは、「校長先生の強いリーダーシップに好感が持てます。学校の雰囲気も活気があって夢であふれています。私の子どもも、このようなやる気に満ち明るく学園生活を送れることを願っています」と共感していることだろう。
☆また、校長ばかりでなく、先生方の情熱、元気な挨拶、声かけをしてくれる外国人教師と出遭えて共鳴する保護者も多い。英語教育に力を入れ、グローバルな世界で活躍できる教育が徹底されているのに驚くばかりだろうが、リーダーは才能や技術ばかりが優れているのではなく、寛容で親切な精神も欠かせない。
☆そんなことを、入試直前であるが、いや直前だからこそ、保護者は、本質に「目」が理解を示すのだろう。もちろん、入試問題の対策の話も興味津々であるのは言うまでもない。
☆12月8日には、推薦入試がスタートする。試験内容はグループ面接と総合学力試験。どちらも論理的に、自分の考えを表現しよう。面接はちょっとと思っても大丈夫。自分の考えを最後まで述べることが一番大事である。
☆総合学力試験でも、空欄をつくらず、とにかくすべて一生懸命に書き込もう。時事問題では、「金環食、ロンドンオリンピック、スカイツリー、領土問題、アメリカ大統領選」など今年の出来事やグローバルな動きに目をむけておきたい。
☆1月6日、1月27日の一般入試であるが、国語は、基礎知識はきちんとおさえ、要約力と気持ちの変化をおさえる方法を確認しておきたい。
☆国語に限らず、他の教科も過去問題の傾向と大きな変化はないだろうが、土浦日本大学中等教育学校の出題の傾向として、ときとして見たことのないような問題が出題される時がある。しかし、これは応用問題というより、出題された文章や資料・データの中にヒントがあるから、むしろ得点のチャンス。勇気をもって考え抜こう。
☆1月27日の一般入試で「総合学力試験」を受験する場合、ほとんどが記述だからといって、心配する必要はない。知識より思考の過程を大事にする問題だから、焦らず、順序立てて考えていけば必ず道は開けるだろう。公立中高一貫校の適性検査に似ていると考えてよいだろう。
☆それから、第1回入試の入学手続きは、延納制度があるから、もう一度募集要項をしっかり確認しておきたい。
☆土浦日本大学中等教育学校は、茨城エリアのみならず、首都圏私学の中で、最も先進的かつグローバルなマインドを養える学校の一つである。受験生はほどよい緊張感をもって最後まであきらめずに臨んでほしい。
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