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2013中学受験【26】 富士見丘で今後の日本のグローバル人材教育がわかる

☆東大の秋入学の話からはじまって、今や日本の教育においてグローバル人材を養う事業は大変重要な時代を迎えている。しかし、どんなに文科省や自治体の教委が補助金をだしても、それは意識の高い生徒や家庭層の人材の能力が強化されるだけで、日本全体がグローバルな戦略を考える意識を高めるわけではない。

☆ではどうすればよいのか?そのヒントが富士見丘にある。

Fujimigaoka

☆富士見丘の英語教育は、授業から国際交流、海外大学進路指導まで幅広い。幅広いということはどうことなのだろうか?この意味がわかる人は、相当海外経験がある人だろう。

☆どういうことかというと、たとえば、帰国生、留学生という言葉を聞くと、すぐに英語が得意だったり、海外生活が大好きなのではないかと思い浮かべてしまうだろうが、それがそんなことはないのである。

☆もちろん、最終的に英語は得意になり、海外生活を受容できるようになるだろうが、必ずしも好きだから留学や海外で生活したいということではない。

☆学校ばかりではなく、家庭も留学や海外生活をサポートしてくれる恵まれた環境に取り囲まれている生徒もいるし、そうでない生徒もいる。家庭が応援しても、留学自体に魅力を感じない生徒もいる。

☆グローバル人材を育成するには、まずこの英語が得意だとか好きだとか、海外生活に憧れるとか、そういう前提をとっぱらって、いかにそのような人材を育成できるのか多角的に考えねばならない。

☆生徒の志向性や考え方、ものの見方は多様である。日本に住んでいようが、海外に住もうが、そこのところは変わらない。それなのに、グローバル人材だからといって、ステレオタイプな人間像を想定しているうちは、まだまだグローバルな教育はできまい。

☆ところが、富士見丘は、そこのところを突破しているのである。なぜ突破できるのか、それはいろいろな価値観や考え方、ものの見方を持っている生徒につかず離れず対話をする機会がたくさんあるからである。

☆対話は、なぜできるのかというと、それぞれのアイデンティティが相乗効果を生み出して、そこに生きる価値を見いだせる確信があるからだ。

☆そしてその確信から、互いに大きく成長し、それによって社会に役に立てることはどんなことだろうかという問題意識が立ち上がる。その結果としてグローバル人材に育つ必要があるというのなら、英語が好きでなくても、海外生活に憧れていなくても、成長と貢献への憧れの手段や通過点として、英語を学びたくなるし、留学にもチャレンジしたくなるし、海外大学に進学してみたくもなるのである。

☆つまり、グローバル人材になることがゴールではない。成長と貢献がゴールなのだ。そんな学校は、なかなかない。富士見丘がそうなのは、同校のサイトをコマ目に見ていると、自然と了解できる。

☆サイトには、生徒と教師が対話しているページもあるが、そこを読んでいて、私も以上のようなグローバル人材教育の本音がイメージできたのである。

参照記事)スペシャルインタビュー③「留学で精神的に大きく成長したい」

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