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2013中学受験【28】 朝日新聞「私大系列校の人気急落」?

☆朝日新聞(2012年11月20日)の記事「中学入試に異変 私大系列校の人気急落」は、微妙?あれっ、もうその傾向が明らかになったのかと読むと、2012年の入試の話。2013年の話ではない。

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☆慶応義塾横浜初等部の入試も無事終わり、中央大学横浜山手の不祥事もフェードアウトし、巷にはかえって宣伝になったと元文科大臣のような発言をしているぐらいだ。隔年現象で、若干回復するだろうが、そんな問題意識でよいのかどうか。

☆ともかく朝日新聞の記事は約1400字のうち、10%の記事が次のような感じ。

学校側に厳しい状況だが、「倍率が下がることで、逆に今後、人気を集める可能性がある」(模試関係者)との見方もある。 「ますます教育の質が問われる時代だと思う」と、立教女学院の山岸教頭は話す。6月の小6生向け見学会は、参加者数が前年比3割増。受験生数の回復に期待しているという。

☆要するに、90%はネガティブな内容になっている。しかし、たとえば、広尾学園にしても、かえつ有明にしても、聖学院の「思考力セミナー」にしても、「教育の質」の「内容」をきちんと公開しているところには、人が集まっている。その「教育の質」は何かについて、模擬試験カンパニーの量的リサーチのみを頼りにせずに、ちゃんと自前で質的リサーチをしたほうがよい。

☆それに、カナダとのFTAやEUとのEPA、それに話題のTPPの教育と医療介護分野におけるインパクトについてもリサーチしているだろうから、その中間報告をぜひしてほしい。そうすると、中学入試において、もっと教育の質が重要であることに受験生や塾も気づき、その情報のニーズが高くなるだろう。

☆すると、今回のような記事も「教育の質」の内容が50%ぐらい占めるようになるだろう。いつまでも従来型の情報を流すだけではなく、クライアントの欲しい情報を編集してもらえると読者としては助かるのだが。

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