変わる教育[44] 3大学の新設認めない?
☆毎日新聞 11月2日(金)12時37分配信 によると、
田中真紀子文部科学相は2日、閣議後の記者会見で「大学設置認可の在り方を抜本的に見直す」と述べ、認可を厳格化する方針を示した。また、大学設置・学校法人審議会が1日に来春の開学認可を答申していた秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大(愛知県)の3件の4年制大学を不認可とした。文科相が審議会答申を覆したのは、省内に資料が残る30年間で初めてで、極めて異例の判断。
☆田中文科相は、大学教育の質の低下と就職できないことの相関を理由にしているらしい。新聞記事だけでは、本当のところはよくわからない。いつ質の基準をつくり、それで測って、認可しなかったのだろう。なんでもかんでも新設を認めないということだろうか?
☆許認可権力の濫用に相当しないかどうかも、測りようがないのに、無茶苦茶なはなしのようにみなせないこともない。
☆メンバーの多くが大学の学長や教授で占められている審議会の在り方を見直すという話はよいが、そのプロセスが適正かどうかもどうやって測っているのだろうか。
☆要するに野田政権のデュープロセスのなさ、基準の不透明さ、独善的な姿勢などを露わにしようという田中文科相の一大パフォーマンスということか・・・。もしそうだとすると、新設大学の準備をしてきた人たちは災害に遭遇したと思うよりしかたがないのだろうか。このような災害被害の時には、救助隊はどこから派遣されるのだろうか。。。
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