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変わる教育[64] 聖学院大学 姜尚中氏迎える

☆『変わる教育[23] 聖学院インパクト』で、姜尚中氏が、聖学院中高で講演したことを紹介した。その段階では、≪私学の系譜≫としての初代校長の石川角次郎の精神と共鳴するところがあって、招かれたと思っていたが、聖学院大学アドミッションセンターニュースによると、来年4月から、聖学院大学の教授として就任するというではないか。サプライズである。

☆その内容を紹介しよう。

聖学院大学の広報として15年間、小さくても他の大学にできない
個性を持った大学からの発信を続けてきました。

その広報活動の集大成ともいうべきものが
「東大から姜尚中(カンサンジュン)先生を、
来年4月から本学全学教授(専任)として迎える」ことです。

姜先生も本学のような小さな大学で活動することを決心するには
相当の覚悟を決められたでしょうし、本学だからこそできることが
あると思われたからこそ就任を決意されたのだと思います。

全入時代を迎えてほかの大学が元気がなくなる中で個性を輝かせる大学で
ありたいと1998年ごろから入試改革とそれにあわせた大学改革を行ってきました。

「ここに個性のある大学があるぞ!一寸の虫にも五分の魂。山椒は小粒でぴりりと辛い」という精神でAO入試、入学前準備教育、初年次教育、インターネットを使った広報戦略など取り組んで少し注目されるようになりましたが、本当の広報活動はこれからだと思っています。

☆姜尚中氏のプロフィールからいって、聖学院大学の選択は大いに納得がいく。やはり変わる教育の流れは勢いを増しているということではないだろうか。

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