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2013中学受験【32】 聖学院から21世紀の産業革命のリーダーが

☆聖学院の第5回説明会では、授業体験も開催されていたことは、前回も述べたが、その中に第3回レゴキング大会もあった。また、技術ではレゴのマインドストームのプログラミングの授業もあった。残念ながら見学できなかったが、体験授業が始まる直前にすでにインストラクターが在校生であることを確認した。これはDIY(Do it yourself)精神が、学内で進化している証。見学のチャンスは今後もあるだろうから、それを楽しみにしていよう。

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☆さて、「ロングテール」や「フリー」などベストセラーを出しているクリス・アンダーソンが出版した「メイカーズ」を読んだ。そして改めて聖学院のレゴキング大会やレゴを活用した授業が極めて先進的で時代を読み切っていることに気づいた。

☆クリス・アンダーソンは、21世紀の産業革命が到来していると時代を切り取っている。Webの普及によって、サイバースペースで協働でアイデアを醸成し、それに共感するクライアントにリアルなスペースで生産して販売することができるという。

☆このアイデアをだし、仲間と創り上げていくクリエイティブリーダーの集団を、かつてリチャード・フロリダはクリエイティブクラスと呼んでいるが、まさにそのトレンドが来ている。

☆フォードシステムに象徴される資本と労働を集約しなければ大量生産が出来なかった第2次産業革命に代わって、21世紀の第3次産業革命は、情報革命と重なる。労働と生活は分離されていた時代から、労働と仕事と生活活動が一体化する時代――ハンナ・アレントの人間の条件の実現――がやってきたのだ。

☆資本集約の必要はなくなったし、労働集約の必要もなくなった。起業家精神×DIY精神は、Webの普及によって、それらを解決したのだ。資本は、Web上でアイデアを出して、GOということになれば調達できるし、ファクトリーは自前ではなく、ネット上で公募して依頼すればよいわけだ。

☆デモ版をつくる小さなメイカースペースさえあればよい。オバマ政権は、このスペース、つまり「工作室」を今後4年間で1000校に設置する教育政策を発表している

Makerspace
☆PC、3Dプリンター(これはすごい!)、レーザーカッターなどのデジタルマシーンを整備するらしい。これで、CADもあれば、立派に都市デザイン、都市政策が中高生でもできる。民主主義のエンジンになる。オバマ大統領もやるなあ。

☆このメイカーズというクリエイティブリーダー育成の発想が、聖学院にはあるのである。というのも、このクリス・アンダーソンのロングテールの発想やメイカーズの発想の大ヒントがレゴにあったということなのだ。

☆レゴということで、その背景に北欧文化とMITラボの自然と社会と科学の統合というのに気づく人がいたら最高である。この背景の情報が聖学院にはあるということなのだ。

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