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2013中学受験【41】 立教女学院のクリスマスメッセージ 痛みを忘れないで

☆立教女学院からすてきなクリスマスカードが届いた。

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☆そして2冊の本も同封されていた。

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☆このすてきなクリスマス礼拝の背景には、「聖マーガレット礼拝堂に祈りが途絶えた日」があったあの時の「世界の痛み」を忘れないという意味がしっかりと存在している。

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☆立教女学院の理事長平塚先生は、序において、次のように語っている。

次々に軍国主義的な圧力が加わるたびに、キリスト教学校は建学の理念が一つずつ奪われていきました。他の学校と違って、キリスト教に基づいた教育をしているだけに、その受けた傷は深かったのです。立教女学院の自由で明るい雰囲気の中に荒々しい軍靴が入り込んできました。そして、立教女学院の教育は、聖書に基づくよりも、次第に教育勅語に基づくようになっていったのです。私たちの国が戦争に足を踏み入れた時の立教女学院はどのような状態であったのか真実を知らねばなりません。立教女学院の戦時中の歴史を知ることで再びあのようなことを繰り返さないために、私たちはどうしたらよいのか考えてみなくてはなりません。その教訓を学ぶことが今の時代を生きる者のなすべきことであると思います。

☆ここには、はっきりと≪官学の系譜≫と≪私学の系譜≫の相克の時代があったし、実は今もあることを忘れないようにという深いメッセージが込められていると思う。

☆戦後教育基本法は、内村鑑三と新渡戸稲造の多くの弟子たちが教育刷新委員のメンバーになって成立させた。人類の普遍的な自由と思想のために勝ち取った記念碑である。しかし、その教育基本法は6年前の12月22日に改正された。

☆そのとき文言上の議論は行われたが、戦後教育基本法の価値が喪失することの恐れを政府官僚は不問に付した。世界でも類を見ない≪私学の系譜≫が、「戦時中の歴史を知ることで再びあのようなことを繰り返さないために、私たちはどうしたらよいのか考えてみなくてはなりません。その教訓を学ぶことが今の時代を生きる者のなすべきことであると思います。」と問い続けるミッションを有しているのである。

☆2冊の本は熟読して、いずれまた内容についてご紹介しよう。

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