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広尾学園 「iPad×ICT教育」 21世紀型教育カンファレンス②

☆午後からは講演とパネルディスカッション。

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☆仕事の都合で、木村先生の最初のPPTのマインドマップが公開されたところで去らねばならなかったのは残念だった。

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☆大橋学園長のスピーチは、なぜiPad×ICT教育なのかという21世紀型教育の大きな枠組みの話であった。午前中に具体的な実践が公開され、午後はその解題がなされたということなのだが、ここで極まりなく重要なことは、大きな枠組み=21世紀型教育ビジョンと具体的実践が一致していたというファクトである。

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☆大橋先生の語る「21世紀型教育ビジョンの枠組み=パラダイム」は、シンプルであった。しかし、日本の教育全体の枠組みでは、たいへんな難問であるし、そう簡単には、大橋先生の語るようにパラダイムチェンジはできそうにもない。ところが、それを広尾学園は達成してしまった。

順心から広尾に転換して、言い続けてきました。言い続けてくるものですね。ピアインストラクションレベルの授業に到達しましたからね。

☆とさらりと語られたが、東大でも京大でも、そこをなんとかしたいとアクティブラーニングだ反転授業だと中高の先生とコラボしているが、まだまだ一部の教師が奮闘している段階。

☆広尾学園のように全教員が挑んで到達したというのは、学園長の大胆かつ細心の配慮をし続けたリーダーシップに拠るところが大きい。

☆いずれにしても、大学入試は90%が知識を憶えていれば解ける問題だし、論述問題も憶えた知識=既知なるものをつなぎ合わせただけのものである。しかし、思春期の多感で好奇心旺盛な時期に、すでにある枠組みでものごとを処理する勉強しかやっていないで、大学に進んでから未知なるものを突然生み出すなどということは難しい。世界のランキングの高い大学の共通点はリベラルアーツをベースに専門知を活用するのだが、そのリベラルアーツがあるから、既知の専門知のリンクスが未知の専門知を造るという創造力を生み出すのである。

☆欧米のリベラルアーツや学問の根本は、一言で言うと「新しい知識をつくること」これである。ところが、日本の教育は小中高だけではなく大学でもそうだが、まずは知識なのだ。それを憶えてからなのだ。知識基盤社会だからなおさらだというのが文科省の考え。

☆欧米が言う知識基盤社会の知識は、既知ではない。グローバルな社会は、未知との遭遇ばかりである。それはすでにニュースで実感しているはずだ。想定しつつ想定外が起こるリスク社会である。だから、未知なる問題を想定しつつぶつかったら、自ら解をつくる以外にしようがないのだ、その結果、新しい知識がどんどん生まれてしまうのだ。

☆この知識のフラクタルな次元増幅の社会を知識基盤社会と呼んでいるのが世界の視野である。大橋先生は、来るべき、いやすでに来てしまっているこのような時代に対応できる21世紀型教育をみなさんで推し進めていきましょうと宣言したのである。

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