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2013中学受験【103】 首都圏応募者動向 1月26日 都心回帰化現象

☆1月26日現在の首都圏応募者動向。中学受験生は減るも、東京都心の学校には集まるか。都心回帰化現象は大学のみならず、私立中高一貫校にも影響か。

130126

☆東京の一部の学校に応募者が集まる現象が起きている。御三家だから集まるということでもないようだ。自分の子どもについて真摯に対話ができる学校であり、かつ大学進学実績も期待できる学校を探しているということかもしれない。

☆そして、もちろん、この対話と大学進学実績とさらにグローバル人材を育成する学校として実感がもてるそういうリアルなプレゼンやワークショップを説明会で行っている学校に集まっている。

☆理念とスローガンだけではなく、「リアリティ」とか「体験」とか「ワークショップ」は今後のキーワード。

Ntl

☆栄東や東大で挑戦されているアクティブ・ラーニング。別名プロジェクトベースドラーンニング(PBL)というわけだが、いわゆるフィールドワーク→リサーチ→ディスカッション→編集→プレゼンというサイクルがベースのプログラムだが、このプログラムの必要性の理由として、よく引用されるのが、上記のNTL(National Training Laboratories )というPBL型プログラムを作っている機関が調査した「学習ピラミッド」。人間はどの環境下でモチベーションをアップし、知識を理解し、考えようとするのか。

☆レクチャーつまり講義形式の授業や、読書、動画などよりも、デモンストレーションやディスカッション、実践、他者に教えるというアクティブな行為のほうが有用であると。

☆一時この考えを学校の教育に染み渡らせていた学校があったが、学内で理解されずに、講義形式に反転した。すると、説明会も講義形式。結果がどうなったかは予想がつくだろう。

☆今年東京で生徒が集まっているところは、たしかに大学進学実績を出すことを明確に打ち出した山脇や高輪のようなところであるが、この「学習ピラミッド」に対し理解がないわけではない。むしろ、この路線がベースで、しばらく生徒募集が低迷しているときもあったが、このベースに大学進学実績が出るようになったあるいは期待がもてるから、生徒が集まっていると考えたほうがよい。

☆逆に栄東のように、東大を前面に出したものの、東大自身がこのアクティブラーニングの重要性を感じているから、あとからそれを導入することによって、生徒募集で成功している。

☆かえつ有明は、7年間、着々とこの学習ピラミッドすべての領域を探求してきた。そして成果もでている。特にかえつ有明の場合、説明会でこの「学習ピラミッド」を展開したのである。受験生と受験生の親両者が、かえつ有明の教育の中身を共感するリアリティある演出を果たしたのである。英語と作文の両方の対策講座は、もちろんワークショップ型である。リアリティ、体験、ワークショップの要素を巧みに織り込んだのである。

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