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2013中学受験【79】 首都圏応募者動向 1月17日

☆首都圏応募者前年対比1月17日。

130117

☆状況は変わらない。ますます昨年に引きは離されているのかもしれない。

☆ただ、千葉・茨城エリアは、まだ応募者を公表していない学校も多いので、もう少し状況は良いような気もするが、昨年まで公表していて、今年になって公表しないところが増えたというわけではないので、やはり状況が好転するというわけではないだろう。

☆その他のカテゴリーは、県外受験で東京受験を行う私学が中心に構成されているから、首都圏に限ると、ますます減少が顕著。

☆ところで、その他のカテゴリーの中で一際目立つのは海陽学園。三回入試、いずれも応募者が増えている。一期生の華々しい大学合格実績と破格のスカラーシップ制度。しかも円安効果で再び収益増が期待されるトヨタと原発問題の緩和路線で、これまた息を吹き返す可能性の高い中部電力、そして円安になればなるほど、国内輸送の需要が増えるJR東海が支えるという、背景も勝ち組。海陽学園の雰囲気が盛り上がるのも当然かもしれない。

☆しかし本当の理由は、グローバル人材を育成するのに重要なのはボーディングという寮の存在である。この機能を効果的に発揮するのは至難の業である。失敗すれば、学校経営を立ち行かなくする両刃の剣であるが、ここにきて寮のシステムを回す人材が強化されたときく。昼間の学校と夜の学校という二重の教育がシナジー効果を出せば、他の学校を圧倒できるという期待値が高まっているという。

☆橋下市長が今回の事件で、教師の総入れ替えの執行を決断し、物議をかもしている。教育の世界では、目の前の生徒のことをおもんぱかり、そうするのは難しいと判断するのが通説である。

☆一方企業では、そうするのは当たり前である。もちろんよしあしは別だ。しかし、広く顧客のことを思えば、「比較考慮」という功利主義的計算によって、意思決定がなされる。

☆海陽学園の寮制度であるハウスのシステムは、恒常的に人材の新陳代謝が行われるシステムである。どんなに優れた人材も、一つのところに長きにわたって存在すると、システムの劣化や老朽化を防ぐことはできない。恒常的に一定水準の人材をそろえる循環システムが、組織を持続可能にするのであるという企業精神に、海陽の魅力はあるのかもしれない。つねに「カイゼン」なのだ。

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