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変わるか大学【02】 早大法科大学院、OB弁護士と法曹養成コラボ

☆日本経済新聞2013/2/21 1:16 によると、

早稲田大学の法科大学院(ロースクール)は4月から、OB弁護士らがつくる法律事務所と連携した法曹養成を始める。ロースクールの1期生や2期生が中心になって設立する事務所が教育に積極的に関わり、司法試験対策に偏らない法曹養成を目指す。実力はあっても就職先がない卒業生も毎年5人程度、「育成弁護士」として雇用する。

☆名称は「早稲田リーガルコモンズ・プロジェクト」。プログラムの特徴は2つ。

①「次世代育成プログラム」:通年で学生をインターンシップとして受け入れるほか、参考になりそうな事件を受任した際に学生に参加を募ったり、非・法学部出身者や社会人など法律を学んでいない学生向けのゼミを開いたりと多彩なプログラムを用意。

②「育成弁護士制度」:卒業しても就職で苦労している卒業生を同法律事務所が毎年5人程度、2年契約で育成弁護士として雇用。 

☆これは本物のアクティブラーニング。実務を体験し、法曹の業務の具体的プロセスを体得する。司法試験に向けた学習支援ではあるが、アクティブなプログラム。かつ就職という独り立ちのマインドも支援するというのだからまったくアクティブラーニング(AL)だろう。

☆なぜALが必要かというと、法化現象がおきている現場がグローバルかつICTによる情報過剰で、机上の空論すらできない複雑系になっているからだろう。

☆この複雑系を、司法試験の段階で試すのではなく、中高段階、大学入試段階でいかにシミュレーションできるかに、日本の人材育成力はかかっている。新しい学びが必要とするところは、現状の大学入試から逆算するのではなく、資格社会の閉塞状況から逆算して組み立てねばならないということか。

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