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東大入試の季節2013「01」 東大文Ⅰ倍率減

☆朝日新聞(2013.02.15)によると、

東京大学は、25~26日にある文科1類の2次試験(前期日程)へ向け、受験者の一部を大学入試センター試験の成績を基に門前払いする「第1段階選抜」を行わないことを決めた。・・・・・・出願者が1169人(2.92倍)にとどまったため、実施しなかった。

☆その理由については、

大手予備校の河合塾は、法科大学院制度の迷走や、法学は就職に結びつきにくいといった印象から、「近年は法学部全体が不人気」という。

☆これはマズい。というのも、この理由は、リバタリアンや功利主義的な志向性の生徒が受験を避けたとも取れるからだ。

☆こういう中心をかく乱するような価値観がないと、官僚主義の色が濃くなるリスクがある。多様性のない官僚主義はおそろしい。

☆しかし、東大に入学するのは、同年齢人口の0.3%。その人数に国が左右されるというのもおかしなものである。がしかし、この少数による力の階層が形成されているのも否めない。

☆東大入試や高校の合格者ランキングでマスコミが騒ぐ季節がまためぐってきた。根本的な変化の兆しがあるかどうか、しばらくウォッチするシーズンでもある。

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