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2013中学受験【120】 入試問題即未来② 麻布・開成・桜蔭・武蔵 

☆麻布の理科は、「入試問題即未来」の典型である。

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☆この何気ない日常のモノの背景にある科学的思考をさりげなく問う問題からスタートするのは麻布の科学コミュニケーションの特徴である。ペットボトルのデザインには、実は科学的な根拠があり、その根拠がリスクマネジメントの発想につながる。そこにどういうメッセージがあるか、およそ予想がつくであろう。フクシマということである。

☆それはともかく、二酸化炭素の内部からの圧力が容器を破裂させるリスクをどのように回避するか、二酸化炭素の特徴を考えればすぐにわかる。二酸化炭素が、村全体を飲み込んだときの恐怖の事例もすぐに想起できるだろう。

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☆麻布は、旬な問題を出題する。つまりその年話題になったテーマを科学的に解きほぐしていく。これは実に粋な問題だ。もちろんその背景には、iPS細胞のようなテーマがあるわけだ。実はこの類似問題は、東大の帰国生入試でも出題されている。

☆今年話題のかえつ有明の作文入試対策講座では、同じようにドラえもんとこの東大帰国生入試問題を掛け合わせて思考力問題を教材にしていたことがあった。かえつ有明が話題になるというのは、このような思考の構造の時代性を麻布のように発信していたからであると、改めて気づいた。

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☆これは、麻布対策をしている塾ならどこでも大当たりだっただろう。金環日食など宇宙のテーマは昨年たいへんもりあがっていた。麻布は次の大きな問題でも宇宙に関する問題。グローバル時代を超えてコスモスの時代であることを先取りしているということだろう。

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