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第6回新しい評価研究会in聖学院

☆2月22日(金)、聖学院で「第6回新しい評価研究会」が行われた。テーマの一つは、昨年10月に聖学院で行った高1のワークショップに参加した生徒に、その後(4か月後)の自分の変化についてインタビューした結果報告。もう一つは、聖学院の生徒が昨年末タイ研修を体験したときの評価報告。

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☆昨年10月に行った新しい学びとしてのワークショップの目的は、3・11の惨劇を風化させないために、震災やさまざまな事件を自分事として受け入れる感受性やアンテナを豊かにすることだった。一方で新しい評価研究会として、そのワークショップを通して、1人ひとりが考え方やモチベーションが、どのように変化したのかをリサーチすることだった。

☆その評価方法は、エンパワーメント評価という手法を使った。普段気づかない生徒の姿がそこいあったのに、参加メンバーで驚嘆し、この変化が瞬間風速なのか持続するものなのか、しばらくしてからもう一度リサーチしようということになった。それが今回の報告になったのである。

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*2012年10月20日 ワークショップ風景

☆そこで、生徒が反応したのは、アクティブに自分の考えを語るようになったとか、協力し合うようになったとか、ワールドカフェなどで他校の生徒と社会貢献活動について議論したりして、実践し始めたというものであった。

☆そこでも、生徒の変貌ぶりにメンバーは驚嘆したが、そのインタビューのプログラムの最中にさらなる変化が起こったということが、今回の会議で大きな話題になった。かえつ有明の山田先生は、ケミストリーが生まれているということだと思うと。その一言が化学反応の連鎖を起こした。

☆3月21日の新しい学びフェスタでの評価項目を、論理的視点ではなく、もっとパフォーマンス評価に傾斜しようという大転換の話にまで到った。

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☆そのパフォーマンス評価に火がついたのは、もう一つの今回のテーマであるタイ研修の評価報告があったからだ。研修に行く前と帰国後に「パフォーマンス評価」「エンパワーメント評価」を行った。before-afterという生徒の変化がくっきり見えた。また、どうして変わらなかったのか、どうしてこういう変化になったのか、一人ひとりの生徒の思考・行動に思いを馳せる「場」になっていたのには、教師が思春期時代にいかに大切な存在であるか改めて了解できた。

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☆しかし、それだけに、before-afterという限定された「場」だけではなく、プログラム進行中の瞬間瞬間に生徒が変わり、それが自分を参加者みなを元気にしていくケミストリーがいかにして可能なのかそこに話が集中した。

☆アクティブラーンニングではなく、アクティブエバリュエーション(命名者山田先生)というプログラム自体が瞬間瞬間自分の変貌に気づき、それが次の瞬間のエネルギー態になるというダイナミックなプログラムができないものかと。

☆学校というのは、パッシブな日常化した惰性をおくる監獄みたいなものだというレトリックがよくある。そんなレトリックは、この会に参加している先生方からは微塵も感じることはできない。疾風怒濤を乗り越えるダイナミックな毎日が展開されている、そんなワクワクドキドキのスリリングな非日常のシーンであふれている。それが学校。

☆この非日常の豊かな精神を、社会や世界に注ぐ人材こそグローバルリーダーだということだろう。 今回参加されていた西武文理の佐野先生、金井先生、聖学院の伊藤先生、本橋先生、かえつ有明の山田先生、座長の児浦さんの目の輝きがその可能性を映し出していた。そこに立ち会えたのは幸いである。

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