国際教養大学長の中嶋嶺雄先生ご逝去
☆時事通信 2月19日(火)15時7分配信 によると、
現代中国研究で知られる国際社会学者で国際教養大(秋田市)学長の中嶋嶺雄(なかじま・みねお)さんが14日午後10時26分、肺炎のため秋田市内の病院で死去した。76歳だった。葬儀は18日、東京都内の自宅で近親者で済ませた。3月17日午後1時から、秋田市雄和椿川の国際教養大多目的ホールで大学葬を行う。
☆昨今の大学秋入学やグローバル人材育成の議論が沸き起こる前に、すでに独自のそれでいてグローバルスタンダードな大学を開設された。
☆今後の新しい大学や教育の在り方のモデルをつくられた。しかもそのモデルを真似するには、かなりハードルが高い。それゆえ、真に日本の広く教育改革の道標になりえた。
☆だれでも中嶋先生のように、努力すればこのような事を成し得るのだろうか。おそらくそうではない。中嶋先生は時代が選んだ方だ。1989年のあの時代の大きな変化に立ち会った方であり、世界の響きを聴き、自らそれを奏でる弦の振動を小沢征爾氏と共有できる方であるからこそ可能だった。
☆ご冥福をお祈りします。
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