東洋経済記事 学習塾最高益ラッシュ
☆「個別指導」「難関校」「地元志向」がキーワードということ。この記事の話題は、中学受験市場というものは全く射程にない。
☆小中高大全般の受験市場の話。
☆この受験市場全般の中で、顧客のニーズに合わせたサービスをきちんとやっているところが、収益の好循環を形作っているということ。
☆中学受験ならば、難関校だけをターゲットにあてたり、公立中高一貫校に焦点を合わせたり、そこで中学受験がうまくいかなくても、高校受験、大学受験でリベンジすればよいという風潮を形成したり・・・。
☆中学受験という枠内で競争をするのではなく、幼小中高大の縦のラインでの偏差値競争を煽るという戦略。
☆富裕層を相手にするだけではなく、中間層も相手にできるのが、公立難関校をターゲットにしたときの勝算のようだ。少子高齢化といっても、まだまだ学年アタリ100万にはいるのだから。
☆そういう意味では、中学における私学市場は、新たな展開を模索するのは必然ということになりそうだ。偏差値がなくならない限り、どんなにがんばっても、学校の50%は偏差値50以下になるのが統計上は必然である。
☆そんな条件を受け入れるわけにはいかないだろう。受験市場vs私学市場の時代到来。
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