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変わるか教育[09] 公立中高一貫校のパラドクス

☆中学受験市場がフリーズし始め、脱ゆとり学習指導要領の補習塾や個別塾の市場が活況を帯び、公立中高一貫校人気が、高偏差値の私立中学以外はパッシングして難関公立高校へリベンジという塾市場が盛り上がっている。

☆しかし、これは、反「ゆとり教育」のカウンターとして伸びてきた中学受験市場が、脱「ゆとり教育」公教育市場にシフトしただけで、今度は公立中高一貫校市場が、中学受験市場に塩を送る番がめぐってきていると考えてよいだろう。

☆その兆しは、無謀にも公立教育に、留学、日本語IB、TOK、TOEFL、アクティブラーニング、デジタル教科書による反転授業、オンライン授業などを導入しようという2015年ロードマップにある。

☆これは、TPPによって教育サービスもグローバルな競争状態に持ち込まれるタイムスケジュールが着々と進んでいるのを想定して、政財官学が焦っているわけである。

☆この事態、つまり2015年対応ができるのは、再び私立中高一貫校である。なぜなら、グローバルスタンダードとしての2015年対応は、学習指導要領を跳躍台にしてもっと思考力育成教育に飛ばねばならないのが目標だからだ。よって、私立中高一貫校を中心とする中学受験市場が活性化するチャンスを有している。

☆ただし、このときは、中学入試問題が、適性検査を超える思考力育成型入試にシフトしているという条件が必要なのは言うまでもない。さて、すでにそこへチャンレジしている私立の同志校の集まりが21会(21世紀型教育を創る会)校であるが、ここをサポートする国内外塾が名乗り出始めている。

☆公立中高一貫校の思考力育成型適性検査を超える動きが中学受験市場に生まれ、再び私立中高一貫校の受験市場が活況を取り戻すというパラドクス。逆説的にWINWINになる。大いに期待しようではないか。

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