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変わるか大学【09】 国立大 グローバル人材育成 加速

☆日本経済新聞2013/3/9付 によると、

国立大学協会(会長・浜田純一東京大学長)は8日、東京都内で総会を開き、2020年までに全国立大86校に在籍する外国人留学生の割合を現在の約2倍の10%に引き上げることを柱とする国際化目標を決めた。各大学が連携して留学の受け入れ・派遣の促進などを加速し、グローバル人材の育成や国際競争力の向上を目指す。

☆国立大全体で国際化の数値目標を示すのは初めてだという。この連合の動きこそ、海外大学の進出に危機感をもっている証拠であるが、今やWeb上で単位が取れてしまう時代。

☆果たして優位性を演出できるのだろうか。

・外国人教員比率の増加

・英語で行う授業数(約1万2千科目)の倍増

・秋入学への全面移行

・授業改革

・留学生支援

・奨学金の充実

☆どれも時間がかかるものばかりである。

☆それよりも、Webベースの講義や授業、海外高校とのデュアル・エンロールメントの戦略。特に日本研究を望んでいる高校生の獲得に乗り出した方が、俊敏な動きができるのではないだろうか。

☆彼ら留学生こそ大学の多様性をサポートしてくれるだろうし。

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